■ クセのない濃厚トロトロ鶏白湯が全粒粉の極太麺に絡み付く

【写真を見る】別注のご飯とチーズを入れてシメも楽しめる鶏白湯ラーメン780円

フラワーショップ「花蔵」とエントランスを共有する。店の造りが異色なら、ラーメンも異色の味わい。丸鶏に鶏ガラ、モミジに豚骨を加えて4時間炊き出したスープは、煮込み始めは寸胴いっぱいの水分が半分まで減るほど濃厚。ほろほろに煮溶けた骨は細かく砕いて丁寧にこし、ザラザラ感の一切ないなめらかなポタージュ状に仕上げる。ゴリゴリムチムチの極太麺は小麦の香り鮮やかな全粒粉麺だ。

鶏白湯ラーメン(780円)はコーンクリームスープのような甘味と香ばしさがあるクセのない鶏白湯スープ。自家製のマー油を入れるとガラリと味わいが変化。柔らか鶏チャーシューも美味。

蔵花らーめん(680円)も見逃せない。鶏と鶏ガラと魚介のスタンダードな醤油スープにインパクトを与えているのは、ゴボウ素揚げと、ゴボウの風味と香りを移した「ゴボウ油」。

こだわりのチャーシューにも鶏肉を使用している。低温調理で柔らかくジューシーに仕上げた鶏ムネ肉と、ゴボウをしのばせた鶏ミンチのパテ状の2種類ある。

「『鶏白湯』は、最後に別注のご飯とチーズを入れれば、カルボナーラのような味わいに。ピリ辛ミンチが主役の『台湾らーめん(750円)』や『台湾まぜそば(750円)』もぜひお楽しみください。」と店主の堀川 圭さん。

らーめん蔵花 住所:鶴岡市東原町17-17 電話:0235-33-8441 時間:11:00~15:00、金土11:00~15:00、17:00~20:00※スープがなくなり次第閉店 休み:木、第1・3水 席数:10席(カウンターのみ) タバコ:禁煙 駐車場:15台(無料)(東京ウォーカー(全国版)・ラーメンWalker編集部)

フラワーショップ「花蔵」を通り抜けた先に、カウンターのみのフロア。オーナー同士が友人だからこそ。ご飯ものなどサブメニューも充実