今年、デビュー40周年を迎えたサザンオールスターズが、平成最後のNHK紅白歌合戦に特別枠で出場することが12月11日に明らかになった。サザンがグループとして紅白に出場するのは、やはり特別枠で出演した2014年横浜アリーナから中継で登場して以来4年ぶりのこと。しかもNHKホールに出演するのは35年ぶりとあって、驚きの声が上がっている。

サザンといえば1982年に出演した際、白い着物に厚塗りメイク姿で登場。当時、国民的な歌手と言われた三波春夫を真似ながら『チャコの海岸物語』を歌い、物議を醸しました。さらに2014年に紅白に出た際は、ちょび髭をつけて『ピースとハイライト』を歌い、それが安倍政権批判ではないかと言われるなど、出場の度に爪痕を残しています。今年はどんなウルトラCが飛び出すのか、ファンの間で早くも注目されています」(スポーツ紙デスク

 一説として、「曲はやっぱ壮年JUMPと勝手にシンドバットとか歌ったりするのかな」「マンピーのGスポットって熱唱して欲しい!(笑)」といった書き込みもあるが、これに異を唱えるのが音楽ライターだ。

「来春にはデビュー40周年を記念して全国ドームツアー&アリーナツアーを開催。35周年の時にも全国ツアーを前にアルバム『葡萄』をリリースしています。今回も、先駆けとなる新曲を紅白で披露するのではないでしょうか」(音楽ライター)

 さらに、東京オリンピックとの関係を指摘する声もある。

「去年の紅白では、桑田がソロで朝ドラの主題歌『若い広場』を熱唱。40周年イヤーの幕開けとなった今年のデビュー記念日6月25日と翌26日には、『ちょっとエッチなラララのおじさん』と題するライブをNHKホールで行うなど、このところNHKとは相思相愛。再来年の東京オリンピック中継のテーマソングを、サザンが担当する目もありますね」(前出・スポーツ紙デスク

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(窪田史朗)

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