小学館は12月29日発売の別冊コロコロコミック2月号より、『フォートナイト』を原作とした4コママンガの連載を開始することを発表した。『ダブルデカ!』や『トレジャーガウスト 史上最強のハンターコンビ!!』の漫画家で知られる勝見直人氏がコミカライズを担当する。
主人公の少年は『フォートナイト』でもおなじみのキャラクター(コスチューム)であるレンジャーがベースとなっている模様で、ピッケルとロケットランチャーで武装している。また、シーズン6からの新要素となるペットであるボーンジーも入っているようだ。
コロコロコミックは現在、『スーパーマリオくん』や『ポケットモンスター』といった連載が20年を超える長寿ゲームコミカライズ作品から、『星のカービィ まんぷくプププファンタジー』、『スプラトゥーン』、『まんがで!にゃんこ大戦争』といった人気ゲームのコミカライズ作品まで、さまざまなタイトルが連載されるゲームコミカライズの最前線漫画誌となっている。
『フォートナイト』のコミカライズもこの戦場に飛び込むこととなる。もともとコミカルな要素の強いバトルロワイヤルゲームだが、勝見氏によりさらにパワーアップした痛快ギャグが見どころとなるようだ。
なお同じくシューターである『スプラトゥーン』では紙面での特集のほか、攻略記事やトッププレイヤーによる対談など、ウェブサイト上でもゲーム誌顔負けの特集が組まれている。コミックスにはゲームで使える限定ギアのシリアルコードが付属したりと、けっして子供向け雑誌だからとあなどれない力の入れようだ。
『フォートナイト』のコミカライズが決定し、今後は漫画版『スプラトゥーン』の連載や限定スキンの付録のような特集が組まれることが予想される。もうコロコロコミックは卒業したという読者も多いと思うが、これを機に童心に戻ってコロコロコミックをもう一度手にしてみるのも良いではないだろうか。
文/古嶋 誉幸
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