フランクフルトは16日、元日本代表MF長谷部誠との契約を2020年まで延長したことを発表した。

 長谷部フランクフルトの契約は今シーズンいっぱいまでとなっていたが、今回の契約延長により来シーズンもフランクフルトで引き続きプレーすることが決まった。契約延長に際し、同選手はクラブ公式サイトでコメントを発表している。

フランクフルト、そしてアイントラハトを僕は家のように感じています。もう1年この素晴らしいチームの一員でいられることをうれしく思います。僕たちにはまだやることが多くあって、僕はそれをともに成し遂げていきたいです」

 クラブのフレディ・ボビッチ取締役は長谷部との契約延長について「マコトは今シーズン、34歳でもまだチームを引っ張っていけるということを示してくれた。彼は私たちの守備において重要な選手だ。彼はチームにとって選手としてだけでなく、1人の人間としてもとても重要なんだ。マコトは私がイメージするとおりの模範的なプロ選手だよ」とコメントを寄せた。

 長谷部は2008年1月に浦和レッズからヴォルフスブルクへ移籍し、2008-09シーズンにはブンデスリーガ制覇を経験した。2013-14シーズンをニュルンベルクプレーし、その翌シーズンからフランクフルトに活躍の場を移している。同選手は2017年3月以来、ブンデスリーガでの日本人最多出場記録を更新中。ここまではリーグ戦通算271試合に出場している。昨シーズンにはフランクフルトでDFBポカールの制覇に貢献した。また、11月には2018年AFC最優秀国際選手賞を受賞している。

来季もフランクフルトでプレーすることとなった長谷部誠 [写真]=Getty Images