女優・土屋太鳳(23)が15日、都内で主演映画「春待つ僕ら」(平川雄一朗監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 同映画は、クラスになじめない女子高生・美月(土屋)と、バスケットボール部のイケメン男子5人が繰り広げる青春ラブストーリー。

 各スポーツ紙によると、土屋は「卒業式に参加する気分です」とあいさつ。15年のNHK連続テレビ小説「まれ」の主演が転機となり、「朝ドラをやる前と後では役柄が全然変わった。終わってからはキラキラした青春映画が多くなった」と振り返ったという。

 また、「高校は3年で卒業。私も女優として、3年間制服を着させてもらった。今回は集大成で卒業作品と思いながら撮影しました」と、笑顔で話し、JK役が多かった青春映画からの“卒業”を宣言したというのだ。

 「なぜか、今や『女が嫌いな女』の代表格のような存在になってしまった土屋。JK役の青春映画はどうしてもイケメン俳優と共演する機会が多く、その俳優とのラブシーンも世の女性たちから嫉妬を買うほど嫌われている。そういう状況を踏まえたうえでの卒業宣言だったと思われる」(芸能記者)

 今年7月期にJK役で民放で連ドラ初主演作となった「チア☆ダン」は平均視聴率7・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と振るわず。

 JK役ではなかったものの、今年9月公開の主演映画「累-かさね-」も興行的には振るわなかった。

「今後、事務所がどういう路線で売ろうとしているかが、かなり微妙なところでは。今まで封印していた“お色気”の解禁も視野に入れなければ、女優として盛り返すのは難しそうです」(同)

 土屋がどんな作品を選ぶのかが注目される。

土屋太鳳