リヴァプールに所属するスイス代表MFジェルダン・シャチリが、伝統のナショナルダービー(ノースウェスト・ダービー)の勝利を喜んだ。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第17節が16日に行われ、リヴァプールはホームでマンチェスター・Uと対戦。24分にサディオ・マネのゴールで先制したものの、33分にミスから失点し同点に追いつかれた。しかし、73分にシャチリが勝ち越し弾を決めると、80分にも追加点を挙げ、3-1で勝利した。

 試合後、途中出場ながらも2ゴールで勝利の立役者となったシャチリは、「先発だろうと途中出場だろうと、いつもインパクトを残そうと努力している。今日は2ゴールというインパクトを残せてとても良かったと思う」と語り、次のように続けた。

「素晴らしい勝利であったと同時に、重要な勝利でもあった。僕たちはとてもいいプレーをすることができた。特に後半は挑戦し続けて、マンチェスター・Uより良かったと思う。そして、最終的には勝利に値する試合だったと思う」

 今夏加入したシャチリは、ここまでプレミアリーグでは13試合に出場し、先発は7試合にとどまっている。しかし、現状に不満はないことをイギリスメディア『スカイスポーツ』のインタビューで明かした。

「僕は今シーズンたくさんの試合に先発出場している。11人しかプレーすることができないが、外からでもチームを助けることはできる。チームが勝ち続けるためには11人だけではなく、23人が必要だ。どの選手にとってもベンチにいることは嬉しいことではないと思うが、これは普通のことだよ」

勝利の立役者となった(右)シャチリ [写真]=Getty Images