ゲームのエンディングや物語の結末など、自分で知りたいから教えないで欲しい!!っていう「ネタバレNG派」が大半かもしれないと思うのですが、意外とそうでもないという人もそれなりにおりまして。そんな話がツイッターで話題になっています。

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ネタバレを嫌がる人が多い中で

私は「むしろネタバレウェルカム結末教えてこの後どうなるの?ハッピーエンドなの?安心して見たいんだけど!」っていうおそらく珍しいタイプの人間なんだけど分かる人いる?

詳細なストーリーとか全然教えて貰って構わないの 心穏やかに見たい
あんまりいないかなぁ

 と、ちょっと恐る恐るツイートで問いかけているのは、ネットユーザーのにらいさん。この言葉に、「いやネタバレはNGでしょ!」というリプライがわらわらと来るかと思いきや……「サスペンスとかなら、特にその傾向が強い私です。 お仲間がいて安心しました」「『心穏やかに』めちゃくちゃ共感します」と、共感のリプライが続々。

 ここでふっと思い出したのが、ドラマ「水戸黄門」の、葵の御紋の印籠を出して勧善懲悪という、お決まりのパターン。あの葵の御紋を悪者に出すタイミングは毎回ほぼ同じですが、このタイミングの後に、必ず水戸黄門ご一行がその場を正しく諫める。このお決まりのパターンに安心感を覚える人が多かったと聞いたことがあります。

 最近は特にネタバレを嫌う傾向にあるように感じますが、それは、SNSなどの情報網が発達して誰かの言葉がすぐに世間に拡散されやすいというのも理由の一つにあるように感じます。最後に自分の目で確かめてエンディングを楽しみたい、美味しいところは最後に残しておきたい人にとって、ネタバレは最大の敵とも言えますが、一方で、先にネタばらしされた方が安心、という人にとっては、バラされた内容が自分の中で納得できる状態になる安心感、きちんと予習して臨める安心感みたいなものがありそうです。

 ちょっと話がそれますが、思い出したくても思い出せない、喉のところまでその言葉が出そうなのに出てこない状態の時に、他の人にその言葉を言い当てられた時にスッキリする人と、悔しがる人とに分かれることがあります。筆者はスッキリする派だけど、筆者娘は悔しがる派。ちなみに筆者はネタバレOKむしろウェルカムな人で、娘はネタバレNG派。ネタバレNG派にしてみれば、ワクワク感や面白みが減るのでしょうけど、ネタバレOK派はそれよりも自分に納得感や安心感が欲しいのかもしれませんね。

 ただ、OK派の人は、自分がOK派だからといって、安易にネタバレしない様にお気を付けを。世の中、ネタバレNGという人は多いのですから。あくまで「求められた時にネタバレする」くらいで考えておくといいでしょう。自分から「これね~!」と聞かれてもないのに、説明するのは駄目ですよ。

<記事化協力>
にらいさん(@UUQjfllQ68CKPia)

(梓川みいな)

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