チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、ベルギー代表MFエデン・アザールの起用法について言及した。16日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第17節が16日に行われ、チェルシーはアウェイでブライトンと対戦。17分にアザール折り返しにペドロ・ロドリゲスが合わせて先制すると、33分にはアザールが追加点を挙げ、リードを2点に広げた。66分に1点を返されたものの、このまま逃げ切り試合終了。“偽9番”のポジションでプレーしたアザールの1ゴール1アシストの活躍で、2-1で勝利した。

 サッリ監督は試合後、前節のマンチェスター・C戦に続いて、アザールを“偽9番”で起用した意図について次のように明かした。

「我々にとって彼をあのポジションで起用することはとても重要なことだと思う。彼はチームメイトとともに、敵陣の深い位置まで侵入してプレーすることができる。さらにスペースを作り出すこともできる。だが、エリア内に入っていく動きに関しては改善していく必要があるけどね」

 アザールはここまでリーグ戦16試合に出場し、8ゴール9アシストを記録。ゴールに関与した数はすでに、昨シーズン記録した12ゴール4アシストを上回っている。しかしサッリ監督は、「私は彼がさらに良いプレーができると思っている。彼のレベルはとても高いが、もっとできると思う」とさらなる成長を求めた。

1ゴール1アシストの活躍で勝利に導いたアザール [写真]=Getty Images