▽クラブ・ワールドカップ(CWC)2018・5位決定戦のエスペランス(チュニジア)vsグアダラハラ(メキシコ)が18日に行われ、1-1で90分を終了した。そしてPK戦を6-5で制したエスペランスが5位となっている。

▽2回戦でアル・アインに敗れたエスペランスと、鹿島アントラーズに敗れたグアダラハラの5位決定戦。

▽試合は開始2分、ボックス内に侵入したサルディバルがコムに倒されたプレーがVARによってPKとなり、これをサンドバルが決めてグアダラハラが先制した。

▽先制後、自陣に引いたグアダラハラに対し、エスペランスは14分にバドリのヘディングシュートでオンターゲットを記録。さらに21分、コムのミドルシュートでゴールに迫っていった。

▽その後も押し込んだエスペランスがセットプレーからゴールに迫ると、34分にPKを獲得する。CKからコムがボレーシュートを放つと、ボックス内のファン・ランキンの手に当たり、VARによってこちらもPKとなった。このPKをベライリが決めてエスペランスが試合を振り出しに戻した。

▽1-1で迎えた後半からベテランのサルシードを投入したグアダラハラがボールを持つ展開となったが、シュートに持ち込むには至らない。

▽膠着状態が続いた中、グアダラハラは73分にサルディバルがミドルシュートでGKを強襲。そして78分にバドリがブリスエラとのいざこざによって2枚目のイエローカードを受けて退場したエスペランスに対し、数的優位となったグアダラハラは82分にペレスのミドルシュートで勝ち越しゴールに迫るも、枠の左を捉えたシュートはGKの好守に阻まれた。

▽追加タイム6分にはレバイがブリスエラに対するスライディングタックルで一発退場となって9人となったエスペランスだったが、1-1のまま90分を終え、PK戦に持ち込んだ。

▽そのPK戦では8人目までもつれ込んだ中、9人となったエスペランスが6-5で制して5位で大会を終えている。

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