大人数のグループ旅行は楽しいものですが、人数が多いとちょっとばかり気兼ねすることもあるかもしれません。それに比べ、一人でじっくり、ゆっくり楽しむ「おひとりさま旅行」は、行きたいところにいつでも立ち寄れて、好きなタイミングでグルメも楽しめるのが魅力のひとつです。
この度、旅行検索エンジン「KAYAK」がKAYAK.co.jp上における航空券検索データを基にした調査の結果、2018年12月1日～2019年2月28日の期間で旅行先への航空券を1名分で検索しているユーザーの検索旅行先をランキングで発表しました。さっそく、ご紹介します。
おひとりさま旅行先、人気1位は「バンコク」
検索総数では年末年始の“おひとりさま旅行先”としてトップになったのはタイのバンコクでした。また、前年比検索上昇率280%を超えて“おひとりさま旅行先”としての需要急上昇を記録したのは、ハワイのホノルルとベトナムのハノイになっています。
特にホノルルへの“おひとりさま旅行”需要はハノイと並んで抜きんでており、クリスマスを含む年末年始の時期に、これまでの定番旅行とは一味違う“おひとりさま旅行”の需要が拡大していることが見えてきました。
家族旅行の定番を覆すハワイ
このランキングの結果から、人気旅行先の中でも特にホノルル、ハノイは、“おひとりさま旅行”で楽しみたい人が昨年の同時期と比べて急増しており、クリスマスを含む年末年始の旅行としては意外な傾向がわかりました。
日本では、ハワイは年末年始家族の旅行の定番となっていますが、最近ではおひとりさま旅行の需要が拡大しているようです。その理由のひとつとしては、やはり一人だからこそ、気兼ねなくのんびり過ごすことができるからでしょうか。
また、年末年始は買い物を楽しむには絶好の時期です。多くのショッピングセンターで初売りイベントやセールが開催されるため、普段よりお得に買い物ができます。
KAYAK 日本・韓国ジェネラルマネージャーである山下雅弘氏は、今回の調査データについて以下のように述べています。
「今回の調査によって、近年様々な分野で注目されている“おひとりさま需要”の波が年末年始の旅行トレンドにも反映されていることが分かりました。ホノルルのように日本人にとって定番となっている旅行先でも、家族やカップル、グループで訪れる場合と、気兼ねなく“おひとりさま”で訪れる場合とでは過ごし方も異なるでしょう。おひとりさま旅行”される場合、日程や行程も自由度が高まり旅行先の新たな魅力が掘り起こされるでしょう」
旅行は、誰かと一緒じゃなければ楽しめないものではありません。自分をとことん優先して楽しめる一人旅は、ゆっくりと気兼ねなく過ごせるだけでなく、自分を見つめ直す機会にもなります。なかなか一人で旅に出られないと考えている方は、年末年始のこの機会に体験してみてはいかがでしょうか。
image by:aphotostory/Shutterstock
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