相模原FW久保、北朝鮮代表DF金聖基、川崎で17年優勝を経験したMF大塚らが契約満了

 日本サッカー協会は18日、最新の移籍リストを発表。前回分から16名が追加され、計90名の選手リストが公開された。

 J2大宮アルディージャのMF横谷繁は、J1ガンバ大阪でプロキャリアをスタート。愛媛FC京都サンガF.C.を経て、2015年に大宮に完全移籍した。中盤ならどこでもこなすユーティリティー性で攻撃に幅を持たせてきたが、今季5月以降はベンチスタートに甘んじ、23試合648分間の出場に終わった。12月4日に契約満了が発表され、クラブを通じて「僕のことを応援してくれていた子どもたち、またどこかで会えるのを楽しみにしてるね」とコメントを残していた。

 セレッソ大阪ヴィッセル神戸水戸ホーリーホックFC町田ゼルビアと渡り歩き、今季から藤枝MYFCに加入したDF金聖基は、序盤戦こそスタメンだったが、5月20日のJ3第11節グルージャ盛岡戦(4-0)を最後に出場機会が激減し、8試合1得点にとどまった。12日には1月に行われるアジアカップ北朝鮮代表メンバーに選出された一方で、同日に来季の契約を更新しないことがクラブから発表されて注目を集めた。

 SC相模原は7人がリスト入りした。G大阪出身のMF大塚翔平は、2016年にトライアウトを経て川崎に加入。第1ステージではMF中村憲剛に代わってスタメン出場するなど存在感を発揮し、2017年は初優勝の一員となった。今季は自身初のJ3に挑んだが、相模原で10試合1得点だった。名古屋グランパスエイトU-18時代に日本代表DF吉田麻也と同期だったFW久保裕一も、6試合0得点止まりで6日に契約満了となっている。(Football ZONE web編集部)

13日のトライアウトに参加した久保裕一【写真:Football ZONE web】