『劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟』が2013年2月23日(土)に公開されるのを記念して、2012年10月21日(日)、幕張メッセにて行われた『電撃20年祭』のステージでスペシャルイベントを開催!

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 上条当麻役の阿部敦さん、インデックス役の井口裕香さん、御坂美琴役の佐藤利奈さん、白井黒子役の新井里美さん、鳴護アリサ役の三澤紗千香さん、さらに『とある科学の超電磁砲』の初春飾利役の豊崎愛生さん、佐天涙子役の伊藤かな恵さんもサプライズで登場した本ステージをレポート!

●劇場版最新情報&『とある科学の超電磁砲』の新シリーズ制作を発表!

 作品プロデューサーの中山さんの呼び込みで、阿部さん、井口さん、佐藤さん、新井さん、三澤さんが登場。劇場版のPVが上映された後、中山プロデューサーからあらすじの紹介。学園都市宇宙エレベーターエンデュミオン完成目前に、当麻とインデックス路上ライブアリサと出会ったが、なぜか彼女は魔術師達に狙われることに。学園秩序維持部隊も巻き込んで、物語は意外な方向へ進んでいく……。

 新作カットの静止画がスクリーンに映し出されるが、新キャラや気になるカットがちらほら。キャストの中で最初に台本を渡された阿部さんだが、まだ半分までらしいが、「インデックスらしい展開。これぞインデックス」という内容とのこと。台本は超分厚くて、普通のテレビシリーズの3~4倍の密度で詰まっているそう。中山プロデューサーいわく「原作では描かれていない部分が描かれています。インデックスもちゃんと出てますよ」と言うと、「主人公なのにおかしい」と指摘する井口さんに会場は爆笑。


 一方、佐藤さんと新井さんは出られてよかったとしみじみ。新キャラの設定イラストも紹介されて、鳴護アリサのステージ衣装の全身イラストを見ながら「ステージに立つ表情もかわいいし、いろいろな表情が見られて演じるのが楽しみ」と語った。

 日笠陽子さん演じる学園治安部隊のシャットアウラ=セクウェンツィアはプロデューサーいわく「割と凛々しく日笠さんが演じるのにふさわしい」、能力者でギミックも期待してほしいとのこと。ほかにもエンデュミオンを作った、幼女だけど社長のレディリー=タングルロードアリサのスポンサーでもあるらしい。アリサを急襲するジェーンマリーベート、メアリエの3人を見て「襲ってきてうれしい」と喜ぶキャストや「黒子とかぶる」と指摘するキャストも。原作ファンは見たことがある衣装で、探してみるといいかも。


 また『とある科学の超電磁砲』のキャラも劇場版には登場するということで、豊崎さんと伊藤さんがスペシャルゲストとしてステージに。「劇場版はお祭りなので、『とある科学の超電磁砲』チームに参加してもらおうと。ちゃんとお話に絡んできます」と中山プロデューサー。「また佐天さんにいつスカートをめくられるのかと楽しみにしてます(笑)」(豊崎さん)、「『とある魔術の禁書目録』に私は出られなかったから寂しかったです」(伊藤さん)。

 作品情報として原作の最新11巻と10.5巻が公開日前日の2月22日に、『とある科学の超電磁砲』の原作8巻が10月27日に発売されること、11月より井口さんと佐藤さんがパーソナリティの『とあるラジオの禁書目録』が始まることに加え、2月21日発売のPSP用ソフト『とある魔術と科学の群奏活劇』の最新情報も。作品PVと、内容が劇場版の数日前の前日譚で劇場版とリンクした内容とのこと。


 そしてアニメ新シリーズ『とある科学の超電磁砲S』も発表された瞬間、湧き上がる会場。豊崎さんと伊藤さんはぴょんぴょん跳ねながら「やっと言える!」と大喜び。新井さんが「3人は活躍できますか?」と尋ねると、豊崎さんが黒子のセリフ“ジャッジメントですよ!”を発する場面も。

 最後にキャスト陣からは「期待を裏切らない作品になるはず」、「世界観が交差するのがおもしろい!」など劇場版への熱い想いを口々に語った。プロジェクトが続々と発表され、キャスト陣とファンの熱気に、『とある魔術の禁書目録』、『とある科学の超電磁砲』の勢いを感じさせたイベントだった。


>>アニメ『とある魔術の禁書目録』公式サイト
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