学校や病院、行政機関などの屋内が、2019年7月から完全禁煙となる見通しだ。

学校や病院等の屋内完全禁煙が2019年7月開始へ

学校や病院、行政機関などを屋内完全禁煙とする規制の開始日が、2019年7月1日で了承されたとNHKなど報道各社が報じている。

今年7月に受動喫煙防止のための「改正健康増進法」が成立。望まない受動喫煙をなくすために、施設の類型や場所ごとに禁煙措置や喫煙場所の特定、掲示の義務付けなどの対策が実施されることになった。

学校、病院、児童福祉施設、行政機関等は屋内では完全禁煙になり、屋外の受動喫煙防止のための必要な措置が取られた喫煙場所でのみ喫煙が可能となる。

NHKによると、未定だった施行スケジュールについて、厚生労働省12月18日に開かれた自民党の厚生労働部会で来年7月1日からとする案を示し了承された。与党・公明党の了承を得た上で、必要な政令等を交付するそうだ。

読売新聞によると、同年9月からのラグビーワールドカップに間に合わせる狙いがあるという。

2020年4月1日に全面施行

同改正法では、学校や病院、行政機関等以外の、多数の者が利用する施設や飲食店は原則屋内禁煙となり、喫煙専用室内でのみ喫煙可能となる(住宅や旅館・ホテルの客室等、私的な空間は適用除外)。

経営規模が小さい事業者が運営する既存の飲食店については、経過措置として面積が一定規模以下の場合、別に法律で定める日までの間は“喫煙”“分煙”の標識を掲示すれば喫煙可能に。

ただし、この場合は喫煙可能部分は客も従業員も20歳未満立入禁止となる。

ネット上には「遅すぎたくらい」という声も

学校や病院などの屋内完全禁煙スケジュールが了承されたことについて、ネット上にはさまざまなコメントが寄せられている。

中には「喫煙者はどんどん肩身が狭くなる」「歩きたばこが増えそう」と戸惑う声もあるが、「良いこと」「むしろ今まで、病院と学校の屋内が完全禁煙になっていなかったことのほうが驚き」「禁煙で当たり前」「遅すぎたくらいだ」「いっそのこと、屋外も指定場所以外の喫煙を禁止してほしい」など、賛同する意見が多く見られた。

受動喫煙防止対策は各自治体でも進められており、東京都では今年6月、従業員がいる飲食店は原則禁煙など、国より厳しい受動喫煙防止条例が成立した。

来年7月から病院・学校等の「屋内完全禁煙」が開始へ。ネット上は「遅すぎる」の意見も