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株式会社セガゲームスは、ジャパンeスポーツ・プロライセンス認定タイトルである、対戦アクションパズルゲーム『ぷよぷよ』シリーズのeスポーツプロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ」2018年度12月大会を、セガサミーグループ本社にて2018年12月16日(日)に開催しました。
本大会は『ぷよぷよ』シリーズのジャパンeスポーツ・プロライセンス取得選手によるeスポーツプロ大会で、12月15日(土)、16日(日)に行われた「ぷよぷよカップ」で優勝したdelta選手を含む3人の新たなプロ選手を加えた、全23選手でトーナメント戦によって争われました。

まず、1回戦第1試合のKamestry選手とMATTYAN選手の試合、第2試合のCOO選手とざいろ選手の試合が同時に行われました。「MATTYAN選手は勢いに乗ると手が付けられない」と解説のTom選手がコメントした通り、ぷよぷよチャンピオンシップ優勝経験のあるKamestry選手を、2セット連取で倒す波乱の幕開けとなりました。またCOO選手とざいろ選手の試合は1セットずつを取り合う白熱した展開となりましたが、最後はざいろ選手が経験を活かし勝ち上がりました。
そして第3試合のdelta選手、selva選手の試合と、第4試合のくまちょむ選手、わっふる選手の試合が行われました。delta選手とselva選手の試合では、相手の小さなミスを見逃さずゲームを取ったdelta選手が、その後の連鎖の応酬でも冷静に勝機を拾い勝利を得ました。また、くまちょむ選手とわっふる選手の試合も、前回大会で猛威を振るった“短い連鎖”での攻撃を適度に行いつつ、大型連鎖の応酬でも負けなかった、くまちょむ選手が勝利しました。

続いて第5試合のKuroro選手対oka選手、第6試合の飛車ちゅう選手対live選手の試合が行われました。飛車ちゅう選手は序盤から、“階段積み”と言われる初心者にも真似しやすい綺麗な積み方でlive選手を攻め込み、1セットも取らせずに勝利しました。またスピード勝負のKuroro選手と、岡山県出身で中盤特化型のoka選手の試合は、双方セットを取り合う熱戦でしたが、最後は地力に勝るKuroro選手が勝利しました。また第7試合はペペペマン選手とfron選手の試合が行われました。ペペペマン選手の2連鎖ダブルが速攻として決まり1セットを先取、全消し攻撃の応酬があるなど白熱した試合となりましたが、最後は勢いに勝るペペペマン選手が勝利を得ました。

続いて行われた、2回戦の第1試合は、ぴぽにあ選手とへーょまは選手が、第2試合は、ざいろ選手とmeta選手が同時に試合を行いました。ざいろ選手が早い仕掛けで攻める中、meta選手も大型連鎖などで対抗、フルセットまでもつれた試合は、最後にざいろ選手が勝利を得ました。また、ぴぽにあ選手とへーょまは選手の試合は、ぴぽにあ選手の変則的な連鎖発動で、へーょまは選手から勝利を得ました。そして、第3試合はマッキー選手とMATTYAN選手の試合が、第4試合はdelta選手とTema選手の試合が行われました。マッキー選手とMATTYAN選手の試合では、いろんなスタイルを駆使するマッキー選手が有利に試合を進め、大型連鎖などを返されても、それを越える連鎖を確実に決め勝利を収めました。またdelta選手とTema選手の試合も勢いに勝るdelta選手が勝利を収めました。
第5試合は、もこう選手とくまちょむ選手が、第6試合ではkuroro選手とめいせつ選手が行われました。くまちょむ選手は1本目は取られたものの、畳み掛けるような攻撃で、1セットも取らせずに勝利を得て、Kuroro選手とめいせつ選手の試合は、Kuroro選手が勝利されました。
第7試合は、あめみやたいよう選手と飛車ちゅう選手が、第8試合はペペペマン選手とTom選手の試合が行われました。あめみやたいよう選手は、前日行われたぷよぷよカップも全勝で予選ブロックを勝ちあがるなど調子も良く、いきなり12連鎖を発動させるなど攻めましたが、飛車ちゅう選手もタイミングよく連鎖を発動した他、全消しなどを織り交ぜ対抗、一進一退の攻防が続きましたが、最後はあめみやたいよう選手が勝利を収めました。そして第8試合はペペペマン選手とTom選手の試合は、Tom選手が勝ち上がりました。
準々決勝第1試合では、ぴぽにあ選手、ざいろ選手の試合が、第2試合ではマッキー選手、delta選手の試合が行われました。今までの戦績では、ざいろ選手の方が勝ち越していたようでしたが、そのデータを意に介せず、ぴぽにあ選手が1セット目を先取し勢いに乗りました。その後ぷよぷよチャンピオンシップ優勝経験者である、ざいろ選手も取り返し、フルセット・フルカウントまで試合がもつれましたが、最終的には10連鎖の応酬を勝ち切った、ぴぽにあ選手が勝利しました。また第2試合のマッキー選手、delta選手の試合は、delta選手が勝利しました。そして第3試合では、くまちょむ選手とKuroro選手の試合が、また第4試合では、あめみやたいよう選手とTom選手の試合が行われました。あめみやたいよう選手とTom選手の試合は、序盤から激しい攻防があったものの、Tom選手が12連鎖を発動させるなど序盤から優勢に進め、2セット連取でTom選手が勝ち上がりました。また、くまちょむ選手とKuroro選手の試合は、お互いにレジェンドと言われる立場という事もあり、一進一退の攻防が続きましたが、連鎖を返せなかった前回覇者のくまちょむ選手がここで敗れる展開となりました。

以上の結果を経てベスト4には、ぴぽにあ選手とdelta選手、Kuroro選手とTom選手が勝ち残りました。
その後行われた準決勝第1試合は、ぴぽにあ選手とdelta選手が対戦しました。9セット連続勝利中のdelta選手は、2連勝で1セットをとると、2セット目も、ぴぽにあ選手の細かい連鎖攻撃も受け切り、連続勝利セット数を13に伸ばして勝利しました。また、準決勝第2試合は、Kuroro選手とTom選手の試合が行われ、連鎖の応酬でそれぞれ1セットずつ取り合いましたが、タイミングよく連鎖を入れ続けたKuroro選手が勝利しました。
以上の結果から、決勝戦は当日プロライセンスを取得したばかりのdelta選手とベテラン選手であるKuroro選手が戦うことになりましたが、その決戦の前に、ぷよぷよチャンピオンシップ2月大会の開催が発表された他、年間ポイントランキング上位7人のプロ選手が出場するリーグ戦「ぷよぷよランキングファイナルズ」の開催発表もございました。

そして、ついにdelta選手とKuroro選手による決勝戦が始まりました。delta選手は試合開始前の意気込みを問われ、「ここまで来たからには2冠を取って帰ります。」とコメント、一方Kuroro選手は、「近年入賞したことが無いので、ここまでこれたことが嬉しかったです。ここからは楽しんでプレイできたら、と思っています。」と話された後、試合が行われました。双方全消しからスタートした試合は、連鎖の多さでdelta選手が連勝を15に伸ばして1セット目を先取、しかし2セット目に入りdelta選手が、ぷよを積み上げたところを、Kuroro選手が細かい連鎖を打ち、ついに連勝をストップさせたものの、その後もdelta選手の猛威は変わらず、2セット連取でdelta選手が見事優勝を勝ち取りました。
プロとなった当日にチャンピオンシップを制覇するという初の快挙に、delta選手は「強敵ばかりで大変でしたが、優勝出来て嬉しすぎます。「ぷよぷよ」続けていて良かったです。2連続優勝目指して頑張ります。」とコメントしました。なお、宮崎浩幸大会実行委員長は総括として「来年も大会が続きます。本日は新たに3名のプロが誕生し、勢いのままdelta選手が優勝したのもスポーツらしかったです。来年も応援を宜しくお願いします。」とコメントされました。なお表彰式では、3位のぴぽにあ選手、Tom選手には賞金5万円が、2位のKuroro選手には賞金15万円が授与されました。そして優勝したdelta選手には、副賞としてOutdoor社様からキャリーケースが贈られた他、賞金30万円が授与されました。

優勝が決まった後の記念撮影。
優勝者のdelta選手。
白熱した試合が続出。


配信元企業:株式会社セガゲームス

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