抗議(seb_ra/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

近隣住民が土地の価値が下がることを理由に、反対運動が行われている南青山の児童相談所建設問題。

住民の一部には「南青山は自分の稼ぎで住む場所」と、選民思想があると受け取れる発言をしていることもあり、反対運動を否定する声も多くあがっている。

 

■南青山住民「自警団を作りたい」

そんな中、TBS系列で放送されている情報ワイド番組『ひるおび』で、反対運動をしている南青山住民がさらにとんでもない発言をしたことが報じられ、物議を醸しているようだ。

それは、住民説明会で「非行少年からの自衛手段がないので自警団を作り正当防衛をしたい」「一流ブランドやかわいい服があるから絶対に万引きをする」というもの。

 

■Twitterでは怒りの声多数

この発言を見たネットユーザーたちは、以下のような怒りの声をあげていた。

■児童相談所付近に住んだことがある男性の意見

この件について、実際に児童相談所の近くに住んだことがある男性に話を聞いてみたところ

児童相談所は困っている子供を助けるためのところなんですから、ヤンキーのたまり場みたいなところと勘違いするのはおかしいですよ。僕はなんの被害を受けたこともありません。

 

あと、不良って基本的に地元で悪さをするんだから、わざわざ南青山の児童相談所まで行って周辺で万引きしたり暴力事件を起こすワケないと思いますよ

 

児童相談所を利用する子供はいじめを受けた子や児童虐待の被害者などさまざま。全員が犯罪者のように扱われるのは許せないです」

と、否定的な意見を語った。

 

■有名人も反対派の意見には否定的

土地の価値が下がるという理由だけでなく、児童相談所の利用者が暴力や窃盗の事件を起こすという考えを持っている南青山住民の意見は、一般的に受け入れられるものではない。

ダウンタウン・松本人志や、フジテレビの三田友梨佳アナウンサーなど、多くの有名人も児童相談所建設反対派の意見には、否定的なコメントをしている。差別的な反対派の意見に流されず、困っている子供のための施設がいちはやく建設されることを願うばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・熊田熊男

南青山・児相建設問題 反対派住民「自警団を作りたい」発言にドン引き