シント=トロイデンは19日、クロッキーカップ準々決勝でヘントと対戦。1-3で敗れ、ベスト8で敗退となった。

▽日本代表DF冨安健洋、MF遠藤航、FW鎌田大地が先発出場した試合。優勝チームにはヨーロッパリーグへの出場権が付与されるだけに、シント=トロイデンはしっかりと勝ち上がりたいところだ。

▽試合は35分、ボックス手前正面でFKを与えると、ジャンリュック・ドンペに直接決められ先制を許す。

▽先制されたシント=トロイデンだったが0-1で前半を折り返すと57分、ドンペの左からのクロスをロマン・ヤレムチュクがヘッドで押し込み、リードを2点に広げられる。

▽さらに60分、ドリブルでボックス内に侵入したドンペが豪快にシュート。これでリードを3点に広げられると、シント=トロイデンは90分に鎌田のアシストからボリが1点を返すにとどまり試合終了。1-3で敗れ敗退。今シーズン初の公式戦連敗となった。

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▽試合後、先発フル出場を果たした冨安は「前節のロケレン戦もなかなか良いサッカーができず、改善できていない点がこの試合にも出てしまったかなと感じています。パスコースが見つからないシーンもあって。でも、そういう状況でもやれることはあると思いますし、一人ひとりがドリブルで剥がすだったり、先を見て空いているスペースを探したり。僕も今日は見つけられてない部分もありましたし、また意識しながらやっていかないといけないと思います」と試合を振り返った。

▽また、「現在チームは2連敗していますが、今まで一つになって信じてやってきたし、ここからもそうなることができれば良いと思いますし、バラバラにならずにやっていきたいと思います」とコメント。次節のリーグ戦、コルトレイク戦に向けて意気込みを語った。

シント=トロイデンは、22日の28時00分からホームでコルトレイクと対戦する。

シント=トロイデン 1-3 ヘント
シント=トロイデン
ボリ(後45)
【ヘント】
ドンペ(前35)
ヤレムチュク(後12)
ドンペ(後15)
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