愛知県警察本部サイバー犯罪対策課及び岡崎警察署は、11月22日ファイル共有ソフトPerfect Dark」を使用してインターネット上に音楽ファイルを公開していた男性を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで名古屋地方検察庁岡崎支部に送致した。

被疑者は、愛知県安城市在住の31歳の男性会社員で、ファイル共有ソフトShare」などに無断でアップロードされていたJASRACの管理楽曲である音楽ファイルをダウンロードして、JASRACに無断で「Perfect Dark」にアップロードし、不特定多数のユーザーに対して送信できるようにしていた。また、摘発を逃れるために著作権侵害行為の痕跡を消去してきた疑いがあり悪質であることから、JASRAC11月20日に告訴していた。JASRACが「Perfect Dark」を悪用した者を告訴したのは初めてのこと。

今回の事件は、11月9日警察庁及び愛知県警察本部が発表した「Perfect Dark」によるわいせつ電磁的記録記録媒体陳列に係る一斉取締りで逮捕されていた被疑者が、JASRACの告訴によって著作権法違反容疑で追送致されたもの。