衛星放送「FOXスポーツ」も、南野、中島、堂安を新たな“三大スター”として推奨
森保一監督率いる日本代表は、来年1月に新体制初の国際大会であるアジアカップに挑む。ロシア・ワールドカップ(W杯)後、主将のMF長谷部誠(フランクフルト)が代表引退を表明し、MF本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)も代表引退を示唆。長年10番を背負ってきたMF香川真司(ドルトムント)も大会メンバー23人から外れるなか、海外メディアは「日本のニューウェーブが輝きを放つ?」と2列目トリオに注目している。
森保監督の下、日本代表は新体制発足後に5試合を消化。4勝1分と無敗で2018年を締めくくった。なかでも、大きな注目を集めたのがMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)の若手で形成した2列目だ。中島は全試合で10番を背負い1得点2アシスト、トップ下の南野は3戦連続ゴールを含む4得点、堂安もA代表初ゴールを決めるなど、迫力あるプレーで攻撃を牽引した。
それぞれアジアカップは初出場となり、2011年大会以来となる優勝を狙ううえで中核として期待されるが、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版も熱視線を送っている。
「ミナミノ、ナカジマ、ドウアン:日本のニューウェーブがアジアカップ2019で輝きを放つ?」
こう見出しを打った記事では、これまで代表を支えてきた“三大スター”についても言及。「過去10年間、日本は欧州でプレーするスタートリオが攻撃を牽引してきたが、2019年アジアカップのサムライブルーには、シンジ・カガワ、ケイスケ・ホンダ、シンジ・オカザキはいない。アジアの強豪が新たな時代を迎えようとしているのは明白だ」と触れている。
日本代表から「300キャップ以上の経験が失われたが…」
「ホンダは代表引退を示唆し、カガワとオカザキは所属クラブでレギュラー落ち。300キャップ以上の経験が失われた。しかし、ミナミノ、ナカジマ、ドウアンの新しい欧州組トリオが登場したことを忘れていないか? モリヤスはW杯後、3人をチームの中心に据えていて、彼の信念もうかがえる」
同局も、南野、中島、堂安の3人が森保ジャパンにおいてチームをリードしていく存在だと分析している。トルクメニスタン、オマーン、ウズベキスタンと同居したグループを勝ち抜き、2011年大会以来の頂点に立つことはできるだろうか。(Football ZONE web編集部)
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