今年2月のプロモーション来日で、“5億円の名器ストラディバリウスを操るイケメン・ヴァイオリニスト”として脚光を浴び、現在オンエア中の「スズキ 新型ワゴンR」のテレビCMに「子供の凱歌」(原題はChild’s Anthem/TOTOの名曲のカヴァー)が使用され、日本でも大きな注目を集めているドイツ出身のヴァイオリン奏者、デイヴィッド・ギャレット。今年2枚目となるニュー・アルバム『ミュージック』が発売される。
デイヴィッド・ギャレットは、13歳でクラシック音楽の名門ドイツ・グラモフォン・レーベルと史上最年少で契約した天才ヴァイオリニスト。現在は正統派クラシックのヴァイオリニストとして活躍する一方、クラシックとロックをクロスオーバーさせた独創的なサウンドを編み出し、新たなファン層を獲得し続けている。
今回のニュー・アルバムは、そのクロスオーバー路線の新作で、コールドプレイの「美しき生命」やマイケル・ジャクソンの「ヒューマン・ネイチャー」などを壮大なオーケストラと自身のロック・バンドをバックにカヴァーした、とてもドラマチックな内容となっている。
このニュー・アルバムでは、今年話題のジェームズ・ボンドのおなじみのテーマ曲と、レッド・ツェッペリンの不朽の名曲「胸いっぱいの愛を」をデイヴィッドならではの独特のポップ感覚でドッキングさせた「ホール・ロッタ・ボンド〜胸いっぱいの愛をボンドへ」を収録。さらに日本盤のみ現在オンエア中の「スズキ 新型ワゴンR」のテレビCMソング「子供の凱歌」をボーナス・トラックとして追加収録している。
さらに、音楽活動以外にモデルとしても活躍しているデイヴィッドは、今年2月のプロモーション来日後、スクリーン・デビュー作となる初の主演映画「The Devil’s Violinist(原題)」の撮影に入っており、ようやく、その映画の詳細も判明。
映画は19世紀ヨーロッパの伝説的な天才ヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニの狂気と孤独に満ちた人生を描いた内容で、主役のパガニーニを演じるデイヴィッドは、その超絶技巧、人々を魅了する点などがパガニーニを連想させるとされ、“現代版パガニーニ”ともいわれている。
すでに欧米で早くも大きな注目を集めているこの映画の監督は、「不滅の恋/ベートーヴェン」(1994年)、「アンナ・カレーニナ」(1997)などで知られるバーナード・ローズ。
共演は、「ドラゴン・タトゥーの女」(2012年)などでおなじみの英国出身のジョエリー・リチャードソン、「僕と彼女とオーソン・ウェルズ」(2009年)のクリスチャン・マッケイ。
ウィーン、ミュンヘン、イタリアで撮影されたこの映画は、すでにクランクアップしており、現在はポスト・プロダクション中で、2013年に全世界で公開される予定。
日本ではアルバトロス・フィルムとクロックワークスの共同配給で、2014年に公開予定。
来年2月には1年ぶりのプロモーション来日が予定され、その後はアジア・ツアーの一環として日本公演も計画されているそうだ。
Information
■リリース情報
デイヴィッド・ギャレット『ミュージック』
2012年11月28日発売
【限定盤 SHM-CD+DVD】UCCL-9065 3,300円(税込)
【通常盤 SHM-CD】UCCL-1157 2,600円(税込)
関連リンク
■デイヴィッド・ギャレット オフィシャルサイト:http://www.david-garrett.com/
■デイヴィッド・ギャレット ユニバーサル ミュージックサイト:http://www.universal-music.co.jp/david-garrett/
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