ブンデスリーガ第17節、ハノーファーvsデュッセルドルフが22日に行われ、0-1でデュッセルドルフが勝利した。ハノーファーのFW原口元気はフル出場し、FW浅野拓磨は負傷欠場、デュッセルドルフのFW宇佐美貴史は70分までプレーしている。

▽前節フライブルク戦を勝ち切れず1-1で引き分けた17位に沈むハノーファー(勝ち点11)は、昨季後半にレンタルで所属して昇格に貢献した原口がデュッセルドルフ相手に引き続きスタメンとなった。

▽一方、首位ドルトムント相手に2-0と番狂わせを演じて金星を挙げた15位デュッセルドルフ(勝ち点15)は、宇佐美が4試合連続スタメンとなった。

▽[3-5-2]の右ウイングバックで先発した原口と、フラットな[4-4-2]の左サイドで先発した宇佐美がマッチアップした一戦。

▽互角の攻防で立ち上がっていった中11分、デュッセルドルフは好調のルケバキオのコントロールシュートでまずはゴールに迫る。

▽その後はヴァイダントが攻撃を牽引するハノーファーが押し気味に試合を運ぶ中、36分にデュッセルドルフにチャンス。宇佐美のスルーパスでボックス左に抜け出したカラマンが枠内シュートを浴びせたが、GKの好守に阻まれた。続く37分にはボックス左に侵入した宇佐美がシュートと、デュッセルドルフが効果的に攻撃を仕掛けて前半を終えた。

▽後半もハノーファーが押す流れで推移する中、カウンターを狙うデュッセルドルフが61分にチャンス。FKからジーセルマンの合わせたシュートがゴールラインを割りかけたが、GKエッサーのファインセーブに阻まれた。

▽その後もカマランのシュートでゴールに迫ったデュッセルドルフは66分にはヘニングスのダイビングヘッドでゴールに近付いていく。そして70分に宇佐美ピッチを後にしたデュッセルドルフだったが、74分にも決定機。カラマンのポストプレーでボックス右に侵入したストガーがGKと一対一となったが、エッサーに止められてしまった。

▽それでも追加タイム2分、デュッセルドルフが押し切った。ドリブルで持ち上がったフィンクがボックス手前左から左足でシュートを放つと、ここまで再三好守を見せてきたGKエッサーが守備範囲のボールを弾ききれずゴールに吸い込まれた。

▽これが決勝点となってデュッセルドルフが勝利。3連勝とし、前半戦を締めくくっている。

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