AKB48佐藤夏希(22)が11月30日、グループを卒業することを発表した。学業に専念するためで、「今は大学もちゃんと通って勉強して卒業したいと思い、一人の人間として、認めていただけるように頑張りたいと思いました」と、ブログで心境を綴っている。

  佐藤はAKBでも屈指の勉強好きと言われるほど。現在、早稲田大学人間科学eスクール(通信教育)在学中で、過去にアナウンサー学校を通うことも考えていたとも打ち明かしている。

  この日更新したブログでは、15歳でグループメンバーに加わったことやこれまでの活動を振り返り、「長い期間AKBにいて本当にたくさんの経験ができて、たくさんの出会い、別れがあり、刺激的な毎日を送らせていただきました。六年半活動してきた私にとっては、今年の夏の東京ドームは、とても大きな大きな経験でした」とコメント。なかでも、念願だった東京ドーム公演を「ステージに立てたんだということが、私の中で一つの証明であり、この経験が私の人生の宝物になりました」と綴った。

  卒業を決めた動機についても触れ「でもまだチャレンジできることはたくさんあるということにも気付きましたし、それと同時にきちんとやらなくてはいけない事もまだまだ、たくさんあるなと思いました。だからこそ、今は大学もちゃんと通って勉強して卒業したいと思い、一人の人間として、認めていただけるように頑張りたいと思いました」と説明。

  また、ファンに向けては「支えになってくれたのはファンの方でいつもこんな私を励ましてくれました。いつも心に寄り添ってくれてるようで、毎日心強かったです。こんな私を応援してくださって本当にありがとうございました」と、感謝の言葉を送った。