トッテナムベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルト(29)との契約において契約延長オプションを行使したようだ。これにより、同選手は2020年6月30日まで同クラブでプレーすることになる。イギリススカイ・スポーツ』が伝えている。

▽アルデルヴァイレルトとトッテナムの現行契約は今季終了までとなっていたが、クラブ側は1年間の契約延長オプションを有していた。そして、クラブは先日に発表したベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン(31)に続きアルデルヴァイレルトの契約においてもこのオプションの行使に踏み切った。

トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、アルデルヴァイレルトとの契約延長オプションに関して、「それは確かなことだ。ヤン(・ヴェルトンゲン)と同じ状況だ」と、行使を認めている。

▽今回の契約延長オプション行使によって一先ずアルデルヴァイレルトの残留は確定したものの、この契約には2019年夏の移籍市場締め切りの14日前までに他クラブから2500万ポンド(約35億円)のオファーが届き選手が移籍を望む場合、放出を受け入れなければならないという契約解除条項が盛り込まれている。

▽そのため、トッテナムとアルデルヴァイレルトが新たな契約を結ばない限り、来夏のタイミングでの移籍の可能性は依然として高い。

▽2015年にアトレティコ・マドリーからトッテナムに加入したアルデルヴァイレルトはベルギー代表でもコンビを組むヴェルトンゲンと共に最終ラインの主力として活躍。ここまで公式戦133試合に出場し6ゴールを記録している。

▽昨季はケガの影響で一時ポジションを失ったものの、今季は再び主力センターバックに復帰している。これまでマンチェスター・ユナイテッドからの熱心な関心が伝えられてきたが、来夏以降の去就はいかに…。

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