今季加入したオリンピアコスを11日に退団、家族が暮らすロンドン

 今月11日にギリシャ1部オリンピアコスを退団したコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレに、プレミアリーグ復帰の可能性が浮上した。すでに中国やアメリカからのオファーに断りを入れたとされ、家族が暮らすロンドンに戻る予定だという。

 昨季限りでマンチェスター・シティを退団したヤヤ・トゥーレは、今年9月にギリシャの強豪オリンピアコスへ移籍。英紙「ザ・サン」によれば、試合に出場した場合にのみ給与の支払いを受ける契約を結んでいたが、クラブの経営難に伴い、支払いが難しくなったため、今月11日に契約解除が発表された。

 オリンピアコスは「クラブの歴史の中心にいたヤヤは、今後もオリンピアコス・ファミリーの重要な一員であり続けます。オリンピアコスは、彼がクラブに与えてくれた全てに感謝します」と、声明を発表していた。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、ヤヤ・トゥーレには、中国スーパーリーグやアメリカのMLSメジャーリーグサッカー)からもオファーがあったと伝えている。しかし、すでにオファーには断りを入れており、家族が暮らすロンドンに戻る予定だという。

 マンチェスター・シティプレミアリーグ制覇3回を成し遂げているベテランMFに対し、今夏にはウェストハムやクリスタル・パレスが興味を示している、という報道もあった。ヤヤ・トゥーレの代理人を務めるディミトリ・セルク氏は、この2クラブへの移籍を否定しているが、果たしてヤヤ・トゥーレは再びプレミアリーグの舞台に戻るのだろうか。(Football ZONE web編集部)

MFヤヤ・トゥーレに、プレミアリーグ復帰の可能性が浮上【写真:Getty Images】