沖縄の琉球放送(RBC)では、2019年1月3日(木)に新春特番「琉球アスリートMTG(ミーティング)2019」が放送される。

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同番組は、世界や日本を舞台に活躍する県出身アスリートが一堂に会し、飛躍した要因や、プライベートな一面を掘り下げていくトーク番組。司会はお笑いコンビ・キャン×キャンの長浜之人とモデルの木寺莉菜、片野達朗(琉球放送アナウンサー)が務める。

番組には、プロ野球パ・リーグMVPホームラン王などを獲得し、日本を代表するバッター・山川穂高選手(西武ライオンズ)やサッカーJ2リーグ昇格の立役者となった徳元悠平選手(FC琉球)、空手の世界選手権・団体男子形で金メダルを獲得した喜友名諒、金城新、上村拓也選手など、多くのアスリートが集結した。

街の人の質問に答えていくコーナーでは、県民からの質問に丁寧に分かりやすく、答えていくアスリートたち。「どのようなきっかけでスポーツを始めたか」という質問に対して、空手の喜友名選手は「友達の影響で…」と明かすが、その後驚きの事実が明らかに。「今、モテモテですか」という質問に関して、2016年リオデジャネイロオリンピックのウエイトリフティングで4位に入賞した糸数陽一選手から、ある迷言(?)が飛び出し、スタジオは笑いに包まれる。

アスリート同士で質問をぶつけていくコーナーでは、プロゴルファーの新垣比菜選手がVTRに登場。意外な質問の内容にアスリート全員が困惑してしまい、キャン×キャンの長浜が慌てふためいてしまう場面も。そのほか、アスリートならではのクセや、山川選手の意外なルーティンも明らかになる。

アスリートの特技を披露するコーナーでは、徳元選手のエイサー(沖縄の伝統芸能)や、空手3選手がスタジオで団体演武を披露。毎年一回は書いているという山川選手は、書道八段の腕前を見せたが、司会のムチャぶりから、2019年版のホームランを打った後の決めポーズをお披露目することに。2018年は、ゆりやんレトリィバァの決めポーズだったが、2019年は「あの人に似ていると言われた」ことから、あのポーズが披露される。

番組収録を終えた山川選手は「他のアスリート同士が一堂に会することがあまり無いので、もっといろいろ聞きたかった」と惜しみつつ、「楽しく収録が出来た」と満足したようす。今回の収録で他の競技について興味を持ったか聞かれると「実は、小学生の時に空手をやろうとしていたが、正座から始まったので辞めた」と意外な過去を明かしてくれた。2019年の抱負として「(ホームラン)50本」と掲げたが、沖縄で公式戦が開催されることに「絶対ホームランを打ちます」と、力強く宣言してくれた。

テレビ番組出演は、ほとんど初めてという糸数選手は「トップで活躍する選手たちと交流で来たのは、自分にも刺激になった」と明かしてくれた。また、糸数選手を中心に多くの笑いも生まれ、「スポーツのこと以外も話すことができ、ありのままの自分をさらけ出せたと思う」と収録に手ごたえを感じているようだった。

司会を務めた片野アナは「世界で活躍するアスリートが集まることは、なかなか無かったので、MCをしながらも、沖縄の宝が集まったことに誇らしく楽しかった」と語ると、木寺は「人間味があふれていて、スポーツに興味は無くても、人間性というものを観て興味を持ってもらいたい」と番組をアピール。

こういう番組をやってみたかったというキャン×キャンの長浜は、「視聴者は初めて知る人や競技があると思うが、県民が県民を応援するというきっかけとしては、良い。アスリートが集まって情報交換をして、県民にも知ってもらいながら、それをパワーにするという意味では素晴らしい番組だし、出演してくれて有難い」とアスリートに感謝しきりだった。

世界や日本を舞台に活躍する県出身アスリートが一堂に会することで、どんな話題が飛び出すのか? 番組は1月3日(木)朝10:20~琉球放送(RBC)で放送される。(ザテレビジョン

世界で日本で活躍する沖縄県出身アスリートが集結!