左から芦名、岡山、本田、宮野、筧
左から芦名、岡山、本田、宮野、筧

ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』の完成発表記者会見が26日に都内で開催され、主演を務める本田翼岡山天音あまね)のほか、宮野真守芦名星筧美和子が登壇した。

今回のドラマは金田一蓮十郎による同名マンガが原作。オンラインゲーム『ドラゴンクエストX』で出会ったさつきたくみとおかもとみやこが、ひょんなことから一緒に暮らすことになる「シェアハウスラブコメディ」だ。

イベントでは、共演者がそれぞれ本田の印象を発表。岡山は本田を前に「本物だ!」と緊張していて、本田が「セラピストのように『岡山くんは何が好きなんですか?』って、柔らかい当たり障りのないことから、ゆっくりゆっくり、ほぐして」話しかけ続けたそう。

また芦名から「すごく"陽"な印象。まっすぐで、そこの空気がぱぁ~と(明るく)なるような人がいるんだなって」と褒(ほ)められた本田は、終始照れくさそうにしていた。

芦名に褒められて照れる本田
芦名に褒められて照れる本田

ふたりが本田の人柄がわかるようなエピソードを話す中、宮野は本田から「『リクなんだ』と言われた」とひと言。ゲーム『キングダム ハーツ』で登場するキャラクター・リクの声優を務めている宮野に対し、本田は

「最近『キンハー』をプレイしなおしていて、リクの声をずっと聞いていたので......。最初は知らなくて、友達とゲームしているときに『今日、宮野さんと撮影だったんだ』って言ったら『リクだよ』って言われて、打ち上げのときにお話させていただきました。(キングダム ハーツ)Ⅲのアフレコどうだったのかなとか」

と積極的に話しかけていたことを明かした。

最近はゲーマーとして注目を浴びる本田。ゲームがわかり、"ドラクエ愛"あふれる宮野とは仲が良くなったようで、壇上でもその親密ぶりを見せていた。

宮野が「『ドラゴンクエストV』で仲間になる"くさったしたい"が、スミスという名前なんですよね。それをアドリブで組み込んだりしました」と話すと、登壇者の中で唯一、爆笑。

宮野の「バイキルト」に本田は笑いをこらえるも、周りは理解できていない様子
宮野の「バイキルト」に本田は笑いをこらえるも、周りは理解できていない様子

「出演の喜びを『ドラゴンクエスト』の呪文で表すとしたら?」という質問に宮野が「『バイキルト』(攻撃力を増加させる呪文)ですね。宮野が2倍になってます」と回答すると、ここでも意味のわかる本田だけが反応。

「まものことは?」という宮野の質問に、本田が操作するクライドが即答で「すき」と返事。岡山への印象については、「なまえがきれい」とだけだった
「まものことは?」という宮野の質問に、本田が操作するクライドが即答で「すき」と返事。岡山への印象については、「なまえがきれい」とだけだった

さらにイベント後半に行なわれた「ドラゴンクエストX」の3つのキャラクターの中から本田が操作しているキャラを当てるゲームでは、宮野の「まも(宮野)のことは?」という質問に「すき」と即答していた。

自由自在にキャラクターを操作していた本田。「すぐできるんだね」と宮野に言われると「やってますから、私は!」と力強い一言。ドラクエⅩには2年ほどハマりこんでいたそう
自由自在にキャラクターを操作していた本田。「すぐできるんだね」と宮野に言われると「やってますから、私は!」と力強い一言。ドラクエⅩには2年ほどハマりこんでいたそう

ちなみに前述のゲームでは、本田は開始早々から寝転がったり雪だるまに変身するなど、"ガチゲーマーぶり"を発揮。隣でプレイしていた筧が「ゲームをやっている本田さんの"慣れてる感"がすごくて、リアルにみやこが存在するんだなと思って面白かった」と驚くほど。

そんな本田は今作について「もともと『ドラクエ』が大好きで、しかも金田一先生の作品も大好きで。その2つのコラボのドラマに出られるというのは本当に幸せでした」と喜びを明かし、「ふたりを取り巻く周りの個性豊かな方々も見どころになっていますし、ふたりのこれからをみなさんに温かく見守っていただけたら。疲れた心を癒す作品です」とアピールした。

ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』はMBS1月6日(日)深夜1時20分から、TBSで8日(火)深夜1時33分から放送される。

取材・文/鯨井隆正

左から芦名、岡山、本田、宮野、筧