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 アメリカ、カリフォルニア州モンテレー沖の海底にあるデヴィットソン海山付近ので、貴重な映像が捕らえられた。

 深海3200メートルの岩山にいたのは千匹以上の深海タコ(Muusoctopus robustus)のお母さん方。

 タコのお母さんは卵を孵化させるために抱卵していたのである。

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Massive Aggregations of Octopus Brooding Near Shimmering Seeps | Nautilus Live

 この映像は、遠隔操作型の無人潜水機ノーチラス号がとらえたものだ。

 千匹以上いると思われる深海タコたちは、裏返しになった状態でうずくまっている。これはメスが卵を孵化させるときにする仕草だ。

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 タコの母さんたちは動き回ることなく、触手で頭を包み込むようにしながらじっと岩場にいる。

 こらだけのタコの母さんがいるとなると、この周辺は産卵場にはもってこいなのかもしれない。水温が高いのかもしれないし、孵化した子ダコの餌となるものがふんだんにあるのかもしれないが、正確なことはわからない。

 深海ダコの生態はまだまだ謎に包まれているのだ。

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全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52267463.html
 

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