今年も残すところあとわずか。新年に向けて年末の過ごし方は人それぞれである。中には、茶の間で「年末特別番組」を見ながら年越しする人も少なくないだろう。
今年は、平成最後の年ということもあり、各局で特別番組に気合が入っているようだ。では実際、どの年末特別番組が注目されているのだろうか。
しらべぇ編集部は、、全国の20〜60代男女1593名を対象に、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時(日テレ系)/平成最後の大晦日スペシャル!SASUKE2018&ボクシング井岡一翔世界タイトルマッチ(TBS系)/RIZIN.14(フジテレビ系)/無人島0円生活(テレ朝系)/孤独のグルメ 大晦日スペシャル~食べ納め!瀬戸内出張編~(テレ東系)」のの中から聞いてみた。
結果、1・2位が突出し、3位以下と大きく差の開く結果に。
■番組に歴史あり『紅白歌合戦』に期待が高まる
見事1位に輝いたのは、1951年から放送スタートし第69回を迎える『NHK紅白歌合戦』が、38.4%でランクイン。男性32.1%、女性44.6%とやや女性からの支持が多いようだ。
今年は、総合司会者を、内村光良・桑子真帆アナウンサーが務め、紅組司会は広瀬すず、白組司会は櫻井翔がそれぞれ担当。
また、しらべぇ既報にもある通り、シンガーソングライターの米津玄師が「徳島県からの生放送」で出演することが決まり話題となっている。
平成最後の年。出演者も豪華な顔ぶれとなっていることから多くの注目を集めているのだろう。
■爆笑しながら年を越せるあの番組
全体の33.1%が投票し、2位にランクインしたのは、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時』。なお、男性の33.8%、女性の32.3%が、出演者がお尻を叩かれることを楽しみにしているようだ。
2006年より大晦日年越し特番として登場し、今年で放送13年目を迎える「笑ってはいけないシリーズ」最新作。
今回は、浜田雅彦・松本人志・月亭方正・遠藤章造・田中直毅の5名が、新人トレジャーハンターに扮し、「ヘイポー財団法人お豆考古学研究所」で繰り広げられる様々な研修に挑む内容になっているようだ。
毎年、様々な大物俳優や豪華なゲストが刺客として登場することから、視聴者の期待が高まっているのだろう。
■「紅白派」「ガキ使派」はどんな人?
ワンツーを獲った『紅白歌合戦』と『ガキの使い』。それぞれ男女・年代別に振り分けると、視聴者層が大きく異なることが判明した。
1位の『紅白合戦』は、すべての世代で女性の割合が上回る結果に。また、年齢と共に割合が増え、男女ともに60代の割合がもっとも高い。さすが、歴史ある年越し番組といったところだ。
一方、『ガキの使い』は、20代を除くすべての世代で男性の割合が高いことが特徴的だ。もっとも割合が高いのは、30代男性で47.8%。20代女性が45.6%と続き、若い世代のファンが多い傾向も明らかに。
それぞれ視聴者層が異なることから、じつは相性の良い関係なのかもしれない。
■気になる番組盛りだくさん
今回の調査結果では、1・2位に割合が集中する結果となったが、各局年越しの特番として充実した内容となっているようだ。
すべての番組をはしごするという選択肢も視野に入れつつ、今年最後の時間をどの番組と過ごすのか考えてみてはいかがだろうか。
・合わせて読みたい→【紅白vs裏番組】年末年始のテレビに飽きているのは女性と高齢者?
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代の男女1593名 (有効回答数)
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