どうしても飲酒の機会が多くなる年の瀬。このたび、岐阜県内で酒気帯び運転による痛ましい衝突事故が発生。被害に遭ったのは、生後わずか1ヶ月の赤ちゃんだった。
■顔に切り傷負うケガ
30日午前10時半頃、ブラジル国籍で派遣社員の男(28)は、同県瑞穂市生津の路上で軽乗用車を運転していた。男はこのとき、酒を飲んでいた状態だったという。
その後、最悪なことに、道路脇に置かれたベビーカーに衝突。乗っていた生後1か月の男の子が、顔に切り傷を負うという事態に。母親が通報し、駆けつけた警察官が酒気帯び運転の疑いで男を現行犯逮捕した。
母親は、自宅の庭の水やりをしている最中だったそうだ。男は現在、調べに対し「酒を飲んで事故をおこしたことに間違いありません」と容疑を認めているとのこと。
■「飲んだら乗るな」と怒号
自らの身勝手な行動で幼い命を傷つけたこの男に、「飲んだら乗るな」「本当ありえない」とネットからは怒号が相次いでいる。
・まだ生後間もない子にぶつかっていくとか、本当ありえない
・飲んだら乗るな、ってどれだけ言われたら気が済むんだ
・自分の願望だけで行動するとこういうことになる。ここで反省しないといつかもっとひどい事故を起こしそう
・この事故の罪の重さを理解しているんだろうか。一命をとりとめたからいいというものではない。
■「命があってよかった」と安堵も
一方で、大事に至らなかったことを受け、ネットからは「不幸中の幸い」「命があってよかった」と安堵の声が多くあがっている。
・軽傷だからまだよかったけど、命を落とす事も十分あり得た。生後1カ月、これから可愛い盛りという時に子を亡くした…なんて言ったら親は身が裂かれる思いだったろう
・大事故にならなくてほんとによかった。繰り返し同じことが起こらないように厳罰を望みたい
・数センチずれてただけで、大事にいたっていた可能性はある。不幸中の幸いだった
・軽い怪我でほんと良かった。念のために精密検査もした方がいいですね
■3割「飲酒運転したことある」
しらべぇ編集部は、全国の20~60代の免許を保有する男女1,061名を対象に、「飲酒運転の経験」についての調査を実施した。すると、全体のおよそ3割の人が「ある」と回答する結果に。
あと一歩間違えたら、大惨事になっていた今回の事故。運転する側は「飲んだら乗らない」という大前提のもと、歩行者の側に立った際も、「いつ何時暴走車に遭遇するかわからない」という危機意識をもっておく必要があるのかもしれない。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20代~60代の男女1,362名(有効回答数)
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