俳優の山本裕典12月20日、今年3月に舞台「となりのホールスター」に主役として復帰することを発表。さらに21日には、2019年公開の映画「Revive by TOKYO24」で主演を務めることも明かした。

「山本は昨年3月に当時所していた事務所の契約が終了しており、原因は女性問題と勝手にバーを経営していたためとされる。その後、今年6月には自身が代表取締役を務める芸能プロダクション『ワイツー』を設立。事実上の解雇からちょうど2年での俳優復帰となるわけですが、おそらく“所属事務所を辞めてフリーとなった場合2年は目立った芸能活動をしない”という業界の仁義を守ったということでしょう」(スポーツ紙記者)

 山本の他にも、同じような状況で“縛り”の時期が過ぎ活動再開の動きを見せる俳優が続々と出てきている。例えば、2010年に執筆活動に専念することを理由に大手事務所を退社した水嶋ヒロは、12月からアマゾンプライムビデオで配信されている稲垣吾郎主演のドラマ「東京BTH」にゲスト出演し、9年ぶりの国内ドラマとなった。

「2016年に薬物疑惑などが報じられ芸能界を引退していた成宮寛貴も、来年には活動を再開させるとの見方がもっぱらです。また、昨年6月の不祥事後、今年6月に所属事務所との契約が終了していた小出恵介も、日本ではまだ厳しいためハリウッドで活動を再開するとも言われている。山本を含め彼らはすべて30代の中堅で、固定ファンが根強くついています。いきなり全国放送の国内ドラマとはいかないが、復帰となれば話題性もあることから各局ともタイミングを見計らっている状況」(ドラマ制作会社関係者)

 確かに、成宮のインスタのフォロワー数は約65万人超、水嶋ヒロは約84万人。来年は復帰俳優が活躍する年になるかもしれない。

(鈴木十朗)

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