皇后杯決勝でINACを下して大会優勝&三冠達成 試合を観ていた香川にお礼ツイート

 なでしこリーグ日本女子サッカーリーグ)1部の日テレ・ベレーザは、1月1日に行われた皇后杯決勝でINAC神戸レオネッサを延長戦の末に4-2で下し、大会優勝とともにシーズン三冠を達成した。主軸の1人であるMF長谷川唯は、自身のツイッターで思わぬ人が試合を見てくれていたことを明かし、「#パニック状態」と綴っている。

 リーグ戦4連覇、リーグカップ優勝を果たしたベレーザは、2018シーズン最後の一戦となった皇后杯決勝で、リーグ戦2位のライバルINACと激突した。前半42分に先制を許したなか、後半9分にFW植木理子が同点弾。同26分にMF籾木結花が勝ち越しゴールを奪った後、INACに追いつかれて延長戦に突入となったが、延長前半に籾木と今季リーグMVPのFW田中美南が得点を挙げ、4-2で逆転勝利を飾った。クラブとしては2007年以来となるシーズン三冠となった。

 長谷川は試合翌日の2日にツイッターを更新し、「昨日の試合観てくれていたそうです。感謝感激。ありがとうございました」と感謝を述べた。

 その相手とはドルトムントのMF香川真司だ。投稿では、インカメに写り込む長谷川自身の顔の横に、覗き込むようにサムアップポーズを決める香川が映る、“ビデオ通話風”の画像が添えられている。

 ハッシュタグでは「#撮ってもらったから自分が大きいきつい」と自虐的に画像にツッコミを入れつつ、日本男子サッカー界の顔の1人である香川の観戦に「#パニック状態」と心情を綴った。投稿のコメント欄には、「日本サッカーが誇るフットボーラーの共演」といった声が上がっている。

 2019年にはフランス女子ワールドカップを控える長谷川にとっては、香川の観戦は大いに刺激になったに違いない。(Football ZONE web編集部)

(左から)ベレーザMF長谷川、ドルトムントMF香川【写真:Football ZONE web&Getty Images】