年末年始となれば、神社やお寺に趣きお参りを行い、1年の安全祈願をするというのが日本の風物詩であり、仕来りであると考えられておりますが、実はこの歴史が意外に浅いのではないかという疑惑が持ち上がっております。特に神社の参拝などの方式は昭和に入ってからという可能性が出てきております。

神社の参拝は実は・・・

話題となっているのはこちらのツイート。宗教学者「島田裕巳」氏によると、神社の正しい参拝方法は、神社本庁が勝手に押し付けたもので、昔からの仕来りではないということです。

昔というのが居つからなのかという疑問はあるものの、すくなくとも神道といえば、昭和・大正などの時代ではなく奈良時代平安時代の頃からあるイメージではあります。

神社本庁とは

そもそも神社本庁とは何でしょうか。
神社本庁公式サイトによりますと

神社本庁は伊勢の神宮を本宗と仰ぎ、全国8万社の神社を包括する組織として昭和21年に設立されました。以来今日まで祭祀の振興と神社の興隆、日本の伝統と文化を守り伝えることに努めてきました。

つまり神社本庁昭和21年に設立された割と新しい宗教団体。奈良時代からあるようなものではないということがわかります。

引用元:神社本庁
https://www.jinjahoncho.or.jp/

そうすると、今まで当サイトでも散々紹介してきた「おみくじの順序」等の神社の仕来りはすべて、昭和21年以降に出来上がった文化であると言えるのかもしれません。

従いまして、参拝のしかた、節目のお祝い、神社参拝にまつわることは「神社本庁」のサイトに記載されているので、この表記を参考にしているということであれば、割と歴史は浅い文化であることがわかります。

なにはともあれ、現時点でこれが「一般論」となってしまっている時点で、あえてこれに逆らう必要性はないので、一旦覚えておいて損はないのかもしれません。

画像掲載元:ぱくたそ



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マジかよ!神社参拝は「神社本庁」の勝手な押しつけで仕来りではないと話題に!