飲食店や一般人宅で電動バイクの充電をさせてもらいながら旅をする、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京)が3日放送。

出川哲朗とディレクター、ゲストにオードリー春日俊彰を迎えて3人で旅をしたのだが、途中、春日が出川にブチギレる一幕が。その態度に視聴者からは賛否が起きてしまった。

 

■春日が合流

この日は、山口県岩国市の錦帯橋からスタートし、ゴールの大分県・宇佐神宮を電動バイクで目指す。電動バイクは約2時間でフル充電、走行距離は体重によって変わるものの約20キロとなっている。

約50キロを移動し周防大島町で一泊した翌朝、立ち寄った温泉施設で春日が合流。これからの進路に、充電する際に立ち寄れる「美味しい店」があるかを聞き込み3人の旅がスタートした。

 

■春日の充電が切れる

地元住民からはピザ店を勧められて移動。道中では、さらに地元民が集まる定食屋なども紹介される。

まず辿り着いたのはピザも提供するイタリア料理店。しかし、ピザやパスタなどの炭水化物は「ボディビルダー的にちょっと避けたい」と春日は乗り気ではない。充電もそれほど残っていないが「勝負して」定食屋に向かう。

途中、目的の定食屋までの距離を聞くとまだ2キロ先。まずディレクターの充電が切れ出川も春日も残りわずか。重ければ重いほどバイクの充電は減りやすいため、体重90キロの春日は出川よりも先に止まってしまう。

すると別の仕出し料理店を発見。充電も残り少ない春日は「ここにしましょう」と強く推すが、出川は「みんなが勧めてくれた定食屋を目指す」と強硬。案の定、坂道の途中で充電が切れた春日は、そこからバイクを押して出川を追いかけた。

■出川への不満爆発

先を進む出川は目的の定食屋に到着したが、取材NGで断られる。慌ててUターンし、追いかけてきていた春日に「さっきの(見送った)仕出し料理店に戻る」と告げると、春日は「結果的かもしれないけど、やっぱあっちでよかった」と不満を漏らした。

ここから、バイクを押す春日の愚痴が止まらない。「行ってみないとわからないことではあった」と理解はしながらも「出川さんのせいでこんな羽目になっている」と不満を露わにし、見送っていた仕出し料理店にたどり着く。

しかしこちらの店も取材NG。ここで紹介してもらった近所の定食屋に向かうため、さらに道を引き返さなければならない。

ギリギリ充電のある出川は先に向かい、春日とディレクターは2人でバイクを押しながら進む。キレ気味の春日らは、「取材NGって考えてない」「俺が交渉したら大丈夫っていう驕りがある」「天狗になってる」と散々出川への悪態をついた。

 

■視聴者は?

確かに出川が先に進むことを強行したため、春日らは早々に充電切れに陥り、ひたすらバイクを押す羽目となった。その姿に同情的な視聴者は少なくなかった。

 

■批判の声も

出川のミスへの不満が春日の態度に現れたのも仕方がないとはいえ、不快に思った視聴者も少なくない。

しかし、なんとかたどり着いた飲食店で春日は、「行ったら入れるだろうみたいな、天狗になってた」「我々が選ぶんじゃなくてお店が選ぶ」と出川と反省会を開く。真摯に番組に向き合っていたからこその悪態だったのだ。

天然の出川としっかり者の春日。賛否は起きてしまったが、良いコンビなのは間違いないだろう。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

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