それぞれの生きる苦しみに寄り添う本。

 2018年12月3日に発売された「生きるのが苦しいなら~仏像と生きた3285日~」という本が、 巷で話題になっている。発売前から、雑誌やラジオなどのメディアでも取り上げられていた。自叙 伝をベースに書かれ、その登場人物として仏像が登場する。

 この本の主人公は、著者であるSALLiAだ。彼女の本業は、歌手、作詞・作曲・編曲家、音楽プ ロデューサーとして活動をしている音楽のアーティストである。歌って作って踊るというスタイル で話題を呼び、2016年11月USENインディーズランキングで1位も獲得した。

 そんな彼女が「仏像オタクニスト」という新たな肩書きを手に入れ、世に発信した初著。発売 後、読者からの感動の声という形での反響を呼び、紀伊國屋 全国週間ランキングでは、堂々の 3位となった。(12/10~16の週)

 和書部門では新宿本店、西武渋谷店、厚別店、国分寺店、横浜みなとみらい店、アミュプラザ おおいた店で1位、人文部門では梅田本店で1位を獲得した。さらに、Amazonでも「彫刻・工芸」という大きなカテゴリーではあるものの「11位」を記録した。

 単なる自叙伝でも、仏像紹介本でもない。いじめ、親子の関係、不登校レイプ未遂、エステ での事故、人の持つ心の闇、など現代に警鐘を鳴らす切り口も持ち合わせており、さらに仏像と いう日本人のルーツに繋がる新鮮なエッセンスも含まれている。

 読みながら、不覚にも泣いてしまった。自分の人生に改めて感謝できた。自分のことを書いてあるのかと思うぐらい、共感できる。感銘を受けながら一気に読んでしまった。など、感動の声が後を絶たない。

ここ1、2年「生き方」についての本が、書店で並ぶことが増えた。誰もが「生き方」を迷い、 その指針を求めている。そんな人々にSALLiAの本は、優しく寄り添ってくれるかのようだ。

 自らの壮絶な半生をありのまま、赤裸々に記すことで、生き方に迷う人たちの人生を肯定したい。そんな彼女の想いと覚悟が、随所随所に表れている。人生や、生き方に迷っている人、温かな涙を流したい人は、是非、彼女の生き様に触れてみて ほしい。明日ではなく、今日を生きる力がもらえるはずだ。


【目次】

はじめに

第1章 私は、よだか。
・「よだかの星」に憧れて。
・いじめっ子が、私をいじめる理由。
・私は、ママの操り人形
・小学生に生えた白髪!最初で最後のSOS。
・生まれてきて、ごめんなさい。
・親子になろうよ。
・母、生ける屍になる。
進学校で、負け組認定。挫折したら、ダメですか?
・ベッドの上で見つけた、生きる道。
・生きるのに疲れた!人間アレルギーになる。

第2章 仏と出会う
・仏像と出会ってしまった。
・覚悟、してますか?
・仏像はヒーロー。
・恨まない、憎まないを知る。
ブッダにシンパシー。
・目覚めの聖地!この世の天国、三十三間堂。
帝釈天一目惚れ!デートは東寺で。
・声が出ない!救いを求めて広隆寺。
魔法使い!薬師如来さんのウィンク
・死んでやる!片道切符の中尊寺。

第3章 幸せを知る
・もう立てない。これは何の罰ですか?
・足ることを知る。今あるものを数えて生きる。
おばあちゃんは、聖観音。
・そうだ、みんな苦しいんだ。許し方を知る。
・もう、怒らない。菩薩という生き方。
・「今」しか、生きることができないということ。
・なんのために生まれて、なにをして喜ぶ?

おわりに


【著者プロフィール】

仏像オタクニスト SALLiA
 青山学院女子短期大学 国文学科卒業後、歌手として活動を始める。「歌って作って踊る」というスタイルで話題を呼び、2016年11月USEN1位を獲得。作詞・作曲・編曲家、ラジオパーソナリティとしても活動。

 幼少期よりいじめ、不登校、家庭内の不和、性的暴行未遂など、様々な生きる苦しみを感じながら成長し、20歳で「仏像」と出会う。そこからずっと探していた「どんなに過酷な状況でも穏やかに、「どんなに過酷な状況でも穏やかに、幸せに生きる方法」を本格的に模索し始める。

そして、USEN1位獲得の翌年、足の事故に遭うという人生最大の危機が訪れる。しかしその人生最大の苦しみがきっかけとなり、「穏やかに幸せに生きるヒント」を見つけ、「音楽以外でも人の役に立ちたい」と「仏像オタクニスト」としての活動を始めることを決意。2018年4月、本名に畑田紗李から「SALLiA」に改名。

「生きるのが苦しいなら~仏像と生きた3285日~」 著:SALLiA
出版社:キラジェンヌ出版
価格:1300円(税別) サイズ:四六判、180ページ ※購入特典「仏像コラム&実録 日記の中身」

全国の書店、Amazonを始めとするネットショップで発売中。

配信元企業:株式会社ライトワンネスオフィス

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