ベガルタ仙台は4日、V・ファーレン長崎MF飯尾竜太朗(27)の完全移籍加入が決まったことを発表した。

飯尾は、2017年に松本山雅FCから長崎に加入。昨シーズンは、明治安田生命32試合1ゴール、天皇杯1試合の出場を記録した。

飯尾は、両クラブ公式サイトを通じてそれぞれ以下のようにコメントしている。

ベガルタ仙台
V・ファーレン長崎から加入することとなった飯尾竜太朗です。ベガルタ仙台の勝利のために全身全霊を注ぎ、ひとつひとつのプレーに魂を込めます。まだ見ぬ最高の景色を目指して共にがんばりましょう。応援よろしくお願いします」

V・ファーレン長崎
「この度ベガルタ仙台に移籍することになりました。V・ファーレン長崎に在籍した2年間を振り返って、クラブに関わるすべての皆さまに感謝しています」

「長崎に来て僕のサッカー人生は大きく変わりました。人生の中で最も濃厚な2年間でした。V・ファーレン長崎ユニホームを着ることができたことは、僕の誇りであり、かけがえのない経験です」

「この2年間様々なことがありました。かけがえのない仲間との出会い、みんなのチカラが一つの想いとなり結果となったJ1昇格、J1で長崎旋風を起こせなかった悔しさ、そして今回のチームを離れるという決断。皆さんの笑顔が、声援が、僕の走る原動力、闘うエネルギーでした」

「どれだけ苦しくても、降格が決まっても前を向いて闘えたことは皆さんの支えがあったからです。去年降格してしまったこと、一緒に昇格のために闘えないこと、本当に申し訳ありません。自分のわがままをお許し下さい」

「苦しい決断でしたが、常に上を目指して闘ってきた自分にいただいたチャンスを逃す事ができませんでした。この決断が、間違いではなかったと思えるよう、そして長崎で闘った自分に誇りを持って、正々堂々これからも闘います。2年間本当にありがとうござました」