殺人犯(Bubbers13/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

中国で女性11人を殺害した男(54)に、3日、死刑が執行された。一部の犠牲者の体を切断していた手口から、ネットなどでは「中国の切り裂きジャック」と呼ぶ声も。

 

■喉をかき切り遺体切断も

死刑囚の男は、1988年から2002年に同国内で女性と少女ら計11人を強盗、レイプしたのち殺害。昨年3月、中級人民法院で有罪判決が下り、強盗罪などで死刑を、またその他の罪でも追加刑が言い渡されていた。

男は犯行時、赤い服を着た若い女性を標的とし、自宅まで後をつけて犯行に及んでいたそうだ。また、被害者の喉をかき切ったり、局部を切除したりという行為もあったとされている。最初の犯行は30年前で、最年少の犠牲者はなんと8歳だったという。

 

■「狂ってる」と悲鳴相次ぐ

とても人間とは思えない常軌を逸した犯行の数々に、ネットからは「狂ってる」「悪魔」と悲鳴が相次いでいる。

・どういう思考回路をしていたら、このような凶行に及ぶんだろうか。完全に狂ってる

 

・少女にまで手を出したなんて信じられない。同じ苦しみを味わわせてあげたい

 

・人間のかたちをした悪魔。絶対に許せない

 

・起きた出来事にあまりに現実感がなくて、とてもこの世のものとは思えない

■「なぜ赤い服ばかり…」と疑問も

また、赤い服を着た女性ばかりが狙われたことを受け、「なぜそこに執着」「無差別ではない?」と疑問の声があがっている。

ジャックザリッパーはたしか売春婦ばかりを狙ったんだよね。特定の人に執着するという点は同じか…

 

・なぜ赤い服ばかりを狙ったんだろうか。その裏に何か恐ろしい理由がありそう

 

・ひょっとして無差別ではない? これだけ無茶苦茶なことやってるのに、人を選んでるって余計に怖い

 

■1割が「レイプ未遂」の被害あり

しらべぇ編集部が全国の20~60代の女性680名に「レイプ被害の経験」について調査を実施したところ、全体ではおよそ1割もの女性が「被害に遭いそうになった」と回答。

レイプ未遂年代別グラフ赤い服の女性ばかりを狙った点、とても想像が及ばない残虐な行為に及んだ点、これらは一体何を意味するのだろうか。犯人なき今も、さらなる真相究明が望まれるだろう。亡くなられた方々のご冥福を祈りたい。

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(文/しらべぇ編集部・清水 翔太

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年11月25日~2016年11月28日
対象:全国20~60代の女性680名(有効回答数)

女性11人を強姦し殺害した「現代の切り裂きジャック」に死刑執行 その残虐すぎる手口に戦慄