長谷川瑞、竹内夏紀、聞間彩、安藤咲桜、小西杏優の5人組アイドルグープ・つりビットが1月2日、3日に東京・お台場で開催された「ニューイヤープレミアムパーティー2019」の2日目に出演し、コラボ企画とソロステージの2つでパフォーマンスを披露した。

【写真を見る】単独ステージではこの日が初披露となる新衣装で登場

■ sora tob sakanaとラストコラボ

Premium Stage(Zepp Tokyo)で行われたコラボ企画のステージでは、つりビット×sora tob sakanaとの“つりとぶさかな”で登場し、まずは9人全員でsora tob sakanaの「Moon Swimming Weekender」を披露。オサカナ繋がりで過去に幾度もコラボしている仲の良いグループ同士、息ぴったりの歌、ダンスを見せる。

続いて、長谷&安藤&小西×寺口夏花&神崎風花(sora tob sakana)、聞間&小西×寺口&風間玲マライカ(sora tob sakana)の2組に分かれ、つりビットの「Chuしたい」、sora tob sakanaの「Summer plan」の2曲を決めていく。どちらも透明感ある歌声を持つグループだけに、ユニゾンも相性抜群。終わるのが惜しいコラボだが、早くも次でラストパフォーマンスに。しかも3月で解散を決めているつりビットにとっては、他アイドルとのコラボはおそらく今回が最後となる。

そんな気持ちを言葉にした竹内は、「最後のコラボがsora tob sakanaさんでマジに嬉しいよね。いつも仲良くしてもらってね」とsora tob sakanaの4人に笑顔を向けると、それぞれ「ホントに良かった!」「ありがとう!」とハグしたり、じゃれ合ったりの瞬間に。

そして小西の「今まで、色々なアイドルさんたちと披露させていだいた大切な曲です」という言葉と共に、ラストの「真夏の天体観測」がスタート。コラボだけでなく、つりビットが節目のライブに入れてくるメモリアルソングを再び9人で歌い切り、”つりとぶさかな”のラストステージが幕を閉じた。

■ 新春ライブはつりビットらしい清涼なステージで

つりビットの次の登場は、New Year Stage(Zepp DiverCity TOKYO)でのソロステージ。この日が初お披露目となる白の新衣装を着て、Overtureでのダンスパフォーマンスでオープニングを切る。続けての「Tokyo wonder girl」「Get ready Get a chance」の2曲は、「DiverCity」などのワードを入れたお台場バージョンで。

お馴染みの自己紹介と小西の「明けましておめでとうございまーす!!」の元気なあけおめから、「次は大人っぽい、海の爽やかな曲を聞いてもらおうと思います」と、新春らしい清涼感ある2曲「Blue Ocean Fishing Cruise」「渚でラテアート」を披露。そして、「レモン海岸」「真夏の天体観測」「ラムネ色のスケッチ」と続け、ラストは3月6日(水)リリースの11thシングル「プリマステラ」。「ファンの皆さんに感謝を込めて歌いたいと思います」(竹内)と、支えてくれたファンへ6年分の感謝を送るこの曲でステージを締めくくった。

フェスと言えばノリの曲で攻めるものだが、つりビットはつりビットらしく、情緒を伝えるように、聞かせる構成で組んできたこの日のセットリスト3月24日(日)東京・マイナビBLITZ赤坂でのラストライブはどんなステージを見せてくれるのか。

ステージを見て改めて感じるグループ解散の惜しさだが、今はまだラストシングル「プリマステラ」のリリースイベント真っ最中。つりビットが届けるファンへの気持ちをしっかり聞き届けてほしい。(ザテレビジョン・取材・文:鈴木康道)

「ニューイヤープレミアムパーティー2019」で披露された、つりビット×sora tob sakanaのラストコラボ。最後は9人全員での「真夏の天体観測」で締めくくられた。