波田陽区(画像は波田陽区公式Twitterスクリーンショット

「〇〇斬り…残念!」のフレーズで、世の中を斬るギター侍として一世を風靡した芸人・波田陽区。その後はメディアへの露出が激減し「一発屋芸人」と呼ばれた彼が、5日放送『訳あって…東京に住むのヤメました』(日本テレビ系)に登場し、驚きの現状を明かした。

 

■福岡に移住

波田は2016年に妻子と福岡に移住した。現在は福岡を中心にテレビのレギュラー番組を3本、ラジオが5本。地元山口県では『波田陽区のひるくる! サタデー』という冠番組を持つほどの売れっ子芸人になっていた。

その人気は本物。福岡の街を歩けばひっきりなしに写真や握手を求められ、「こんなに声援を受けるなんて考えられなかった。泣いていいですか?」とにやける。

 

■移住した理由は?

東京に住んでいた時は、仕事だと家族に嘘をついて街をぶらつく日も多かったと振り返る波田。福岡に移住した理由は「オヤジとして立派に堂々と生きたい」から。今は「ウソ無し」に仕事に励んでいると笑う。

人気を得、収入も増えた波田は「一生福岡にいたい」と本音を吐露。9歳の息子も「自然が多くて楽しい。東京より福岡が好き」と福岡愛をのぞかせた。

■視聴者の反応は…

キー局ではほとんど見なくなった波田の輝かしい現状に、視聴者からも驚きの声が溢れている。

しかし、番組放送後に本人もSNSで呟いているが、まだまだ福岡での活躍を知らない人は多い。また近隣の県での認知度もイマイチのようだ。

 

■約2割は「東京に憧れる」

しらべぇ編集部で全国20〜60代の男女1,477名を対象に調査したところ、21.8%が「東京に憧れを抱いているほうだ」と回答した。

東京に憧れを抱いている性年代別グラフ

日本の中心・最先端であり、文化やファッションなどあらゆる面で充実した東京。「東京在住者のほとんどが田舎者」と言われるように、自身の可能性を信じ、夢と希望を抱いて上京する地方出身者は少なくない。

波田のように夢破れ、東京を去る人もいる。それは失敗ではなく、未来を切り開く勇気ある決断とも言えよう。そうして、東京にはなかった幸せを福岡で見つけた彼のいまは、「残念」じゃないのだから。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年5月18日~2018年5月21日
対象:全国20代~60代の男女1,477名(有効回答数)

ギター侍・波田陽区の現在がヤバい 2016年に家族で福岡に移住し人生激変