山手線で、E235系高性能自動列車運転装置(ATO)搭載編成よるドライバレス運転のテストが行われた。

<過去記事>
山手線E235系でドライバレス運転むけ高性能自動列車運転装置ATOとヘッドアップディスプレイを試験

東京総合車両センター所属のトウ24編成がこのテストに入ったもよう。

24編成は昨年8月に総合車両製作所新津事業所でつくられたモデル。

試験区間は山手線全線(34.5㎞)。テストは12月末から昨晩まで、複数回にわたって実施。

試験内容は、ATO試験とヘッドアップディスプレイ視認性試験。

ATO試験では、加速、惰行、減速など車両の制御機能と乗り心地を確認。想定されるさまざまな走行パターンを用いて試験。

ヘッドアップディスプレイ視認性試験では、運転士が運転中に必要な情報を、運転台の前方に直接投影。ヘッドアップディスプレイの視認性を試験する。

今回の試験では、運転士がハンドルに手を触れながらも操作は行わず、出発時にボタンを押すのみだったという。

<テクノロジー関連記事>