■愛するわが子にベビー服を手作りしてみよう

出典:@mammygarageさん
わが子のためにベビー服をつくりたい!熱いやる気はもちろん必要ですが、手探り状態では思うように作れませんよね。ハンドメイド初心者さんは、何を参考にしたらよいでしょうか。

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・まずは基本!ハンドメイド手芸本を参考にする
ベビー用品の手芸本は数多く出版されています。なかには作り方が写真つきで掲載されているもの、型紙つきのもの、基本的な縫い方が説明されているものなど、初心者さんにうれしい本も。繰り返し読み返せるので、1冊手元に置いていると安心です。
・ブログ上でも魅力的な作品がたくさん見つかります
ハンドメイド作家さんたちのブログを参考にするのもおすすめです。作り方や材料を細かく掲載している方もいるので、ブログを読んでいるうちに製作意欲も高まってくるでしょう。作家さんごとに作品のテイストも異なるので、自分の作りたいイメージと合うブログを探してみてくださいね。



・ネット上で見つかる無料型紙を活用するべし

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初心者さんに特にすすめたいのが、型紙を使っての製作です。型紙通りに布を切って作れば、形がイビツになったり丈が足りなかったりといった失敗もなく仕上げることができます。ネット上には無料で型紙をダウンロードできるサイトもあるので、ぜひ活用しましょう。
・子ども服専門の洋裁教室に通ってみても
近くに手芸教室がある方は、教室で講師の先生に直接習うという方法もあります。文章だけでは伝わりにくい細かなニュアンスも教えてもらえるので、ハンドメイドスキルの上達も期待できそうです。東京都内にもソーイング教室やワークショップは数多く開かれており、たくさんのママたちで賑わっているのだとか。託児つきの教室もあるので、ベビーといっしょに通うこともできちゃいますよ。

■ベビー服を手作りするならミシンが必須!

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小物なら手縫いでも味が出ますが、ベビー服などを本格的に作成するには、やはりミシンが必要。サクサク簡単に縫えるので、製作スピードも段違いです。縫い目が解けてしまうこともなく、キレイに仕上げることができます。5,000円台で買えるものもあるので、これを機に用意してみましょう。子どもの保育園・幼稚園や小学校でお手製バッグが必要になる場面もあり、早いうちにミシンを買っておいても損はないですよ。

■初心者さんならまずは小物作りからチャレンジ
初心者さんは、スタイや靴下といった小物から取りかかってみましょう。洋服と比べると短時間で完成させることができるので、達成感を味わいつつハンドメイドの腕をあげることができますよ。小物の作り方をいくつか紹介します。詳しいレシピは本やブログを参考にしてくださいね。
・スタイの材料と作り方

出典:@mammygarageさん

360°どこから見てもかわいい、@mammygarageさん作のまんまるスタイ。色違い、模様違いでたくさんそろえたくなっちゃいます☆〈材料〉・生地…ダブルガーゼなど(表地)、タオル地など(裏地)・スナップボタンまたはマジックテープ〈作り方〉1.型紙に合わせて生地をカットする。このとき、縫い代を忘れないよう注意しましょう。2.中表にし、裏地と表地を縫い合わせる。3.表面に返し、端を縫う。4.スナップボタンやマジックテープを取りつける。〈ポイント〉フリルやレースをつけるなど、アレンジするだけで雰囲気も大きく変わります。外側になる部分を花びらの形にしてみてもかわいらしいですね。吸水性の高い素材で作ってあげましょう。



・靴下の材料と作り方

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ベビー用のハンドメイドソックスといえば、編み物をイメージする方も多いかもしれません。小さいので、初心者さんでも比較的簡単に編み上げることができますよ。〈材料〉・毛糸〈作り方〉1.つま先から片側11目で編んでいく。2.甲の部分に入ったらメリアス編みで25段編み進める。 3.かかと部分はかかと編みをし、5段で折り返す。4.足首部分をメリアス編みで15段編む。5.はき口はとじ編みでまとめる。〈ポイント〉編み物初心者さんは、動画を見ながらの作成がおすすめです。綿100%の毛糸なら、夏でもはかせてあげられますよ。



・帽子の材料と作り方

出典:@_____.myさん

@_____.myさん作のベビー用帽子は、つばも広めで裏地にダブルガーゼを使用。夏場にも大活躍してくれそうです☆日差しの気になる季節に用意してあげたい、チューリップハットの作り方を紹介します。〈材料〉・生地…リネン(表地)、ダブルガーゼ(裏地)〈作り方〉1.型紙に合わせて生地を裁断する。チューリップハットの場合、同じ形のパーツを複数枚使うことになります。2.表地の布を中表で縫い合わせていく。中心がずれないように、表側のパーツを完成させます。3.裏地も同様に縫い合わせる。4.表パーツと裏パーツを中表にして重ね、縫い合わせる。5.返し口を縫い合わせる。〈ポイント〉表地パーツ、裏地パーツを作る際に、縫い代をアイロンでのばしてあげると仕上がりが美しくなります。また、最後に頭のてっぺん部分を縫いとめると、ズレ防止にもなりますよ。

■手作りに慣れてきたら肌着やベビー服を作ってみよう
ある程度作り慣れてきたら、肌着やベビー服といったものにも挑戦できるはず!詳しい採寸や作り方は本やブログを参考に、お気に入りの1着を作ってみてくださいね。
・肌着の材料と作り方

出典:@sunaooopsさん

優しいパステルカラーの色合いが素敵な@sunaooopsさん作の短肌着、洗い替え用に何枚も用意したくなりますね♡〈材料〉・生地…ダブルガーゼ、綿など肌に優しいもの・バイアステープ〈作り方〉1.型紙通りに生地を裁断する。2.前身頃、衿ぐりをバイアステープで巻く3.肩、脇の順に生地を縫い合わせる。4.バイアステープで作ったリボンを縫いつける。5.袖口や裾を三つ折り始末する。〈ポイント〉肌着なら生地がうすいので、手縫いで仕上げることもできます。その場合縫い目が外に出ないように、まつり縫いで縫っていきましょう。着心地のよい仕上がりになりますよ。



・ロンパースの材料と作り方

出典:@mammygarageさん

出番の多いロンパース。@mammygarageさん作のこちらは、袖部分や胸元のフリルがとってもキュート♡基本の作り方をマスターすればアレンジも自在です。〈材料〉・生地…ダブルガーゼ、綿、スムースニットなど・バイアステープ・ゴム・スナップボタン〈作り方〉1.型紙通りに生地を裁断する。2.生地を合わせ、肩の部分を縫う。3.裏側から、衿ぐりをバイアステープでパイピングする。4.脇を縫い合わせ、袖ぐりも裏側からパイピングする。5.足を通す部分を三つ折りで縫い、中にゴムを通す。6.股にスナップボタンを取りつける。〈ポイント〉ロンパースに初めて挑戦する場合は、タンクトップタイプから作ってみましょう。慣れてきたら袖やズボン部分がついたものにチャレンジしてみても。脱ぎ着させやすいように、肩の部分にホックをつけてみてもよさそうです。ママやパパの着なくなったTシャツなどでリメイクするのもおすすめ!



・フードつき服の材料と作り方

出典:@myaikuさん

出典:@myaikuさん

小人風のとんがりフードがかわいらしい、@myaikuさん作のエスキモーコート♡冬に大活躍してくれそうですね。ベーシックなフードの縫いつけ方をピックアップして紹介します。〈材料〉・生地…本体部分と同じもの・バイアステープ〈作り方〉1.型紙に合わせて生地をカットする。2.接着芯をはり、フードの中心となる部分を縫い合わせる。3.縫い代をバイアステープで始末し、表側からミシンをかける。4.見返しの端をバイアステープで巻いて始末する。5.本体の見頃とフードを縫い合わせる。6.縫い代をバイアステープで始末し、表側からミシンをかける。〈ポイント〉真冬に着ることを想定するなら、フードの内側の生地はボアやフリースなどの素材を選んでみましょう。フード部分にクマ耳やネコ耳をつけてみてもかわいいですね

■ベビー服のハンドメイド、想像以上に楽しいかも!
ハンドメイドはハードルが高いと思う方も、作ってみると意外とハマってしまうかもしれません。苦手意識のある方は手作りキットなどから始めてみるのもありですよ。世界にひとつだけのオリジナルベビー服を作ってみてはいかがでしょうか。
(mamagirl
掲載:M-ON! Press