ポルトは8日、先月半ばにベシクタシュとの契約を双方合意の下で解消したポルトガル代表DFペペ(35)の加入を発表した。契約期間は2021年6月30日までの2年半となる。

ペペは2017年7月にレアル・マドリーからベシクタシュに完全移籍。チームの最終ラインを支える存在として、今シーズンもここまでリーグ10試合3ゴール1アシストヨーロッパリーグ(EL)にも3試合に出場していた。

しかし、財政難に苦しむベシクタシュは一部主力の給与支払いを巡る契約不履行によってペペとの契約解消を余儀なくされた。

フリーのペペに関してはウォルバーハンプトンやモナコ、中国などからオファーが届いていると伝えられていたが、最終的に古巣ポルト復帰を選択した。

母国マリティモでプロキャリアをスタートしたペペは2004年にポルトに完全移籍すると、2007年にレアル・マドリーに移籍するまで3年間に渡って主力DFとしてプレーした。なお、12年ぶりの古巣復帰を果たした同選手は、マドリー時代の同僚である元スペイン代表GKイケル・カシージャスと再タッグを組むことになる。

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