木の温かみを感じられる無垢フローリングをいつか住まいに取り入れたい。

でも正直なところ、無垢フローリングって選び方やお手入れが難しそうだし、コストも心配……。

そんな無垢フローリングにまつわるいろんな「?」を、無垢フローリング初心者ライター・カドカミとともにお勉強しませんか。

クチャーして下さるのは、全国に4店舗を展開する専門店「無垢フローリングドットコム」の代表取締役を務める中村有司社長。

第3回は無垢材を少しでも長持ちさせるために知っておきたい基礎知識についてお聞きしました。

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「無垢材の寿命は、どれくらい?」

無垢フローリング
ショールームでは様々な樹種、貼り方を見ることができる

カドカミ(以下K) お金をかけてお気に入りの無垢フローリングにするからには、一日でも長く美しい状態を保ちたいもの。

そもそも無垢材には寿命ってあるんですか?

中村社長(以下N) 木材自体には無いといってもいいでしょう。

昔からあるお寺などからも、ご存じのとおり、ぎしぎし音を立てていても、よっぽどのことがない限りは。

ただし別の観点では、無垢フローリングは実質50〜60年とも言えます。

K その実質的な話を聞かせてください!

N たとえば無垢材を使用していても、下地に合板などを使うと、合板が先にやられてしまう。

目安となるのは、ズバリ踏み心地で、ふかふかした感じなら寿命が近いと思った方が良いです。

 

ペットがいる家庭はどうすればいい?

無垢フローリング

K たとえば犬や猫がいる家庭だと、どうしても床にキズがつきがち。

それでも無垢フローリングを取り入れたい場合、どう選べばいいんでしょう?

N この場合に一番に考えるべきは、同じ空間に住む人間とペット、どちらに比重を置くのかということですね。

もしもペットが一番!」なら、パインなどのやわらかめの木材の方が、ペットにとっては断然快適です。

K かつては土などを踏みしめていた動物ですものね。

N ただし当然ですが、やわらかい木材だとぼろぼろになりやすいです。

人間に重きを置くのなら、オークなどのキズがつきにくい堅めの木材がおすすめです。

ペットにとってのデメリットは、滑りやすくなることですね。

K いずれにせよ、多少のキズも経変化として楽しむような、大らかな気持ちが大事なのかもしれませんね。

 

無垢フローリングで要注意なのは、アレ!

フローリングのメンテナンス
気付いたときに手持ちのケア用品でメンテするくらいで十分

K 無垢フローリングを取り入れた場合、自分でできるメンテナンスはありますか?

N う〜ん、実はあんまり無いんですけど、強いて言えばオイル系の塗装を1〜3年に一回行うことくらい。

それ以上に普段の生活からとにかく要注意なのは、水ですね。

K み、水ですか?

N 木材は水分を含むと伸びてしまうんです。

たとえば複合でも下はベニヤですので、水分を含むとボコボコに変形してしまう。

だから水をこぼしたりひっくり返してしまうことが一番危なくて、もしもこぼしたら、すぐに拭くなど処置することが大事。

K 想像以上に身近な落とし穴でした。たかが水、と侮れないですね。

撮影/山田耕司

取材協力 無垢フローリングドットコム 東京・渋谷ショールーム

■住所 東京都渋谷区渋谷2-11-6 ラウンドクロス1F
■電話番号 03-6418-5617(予約制)
■営業時間 10:00~18:00(土日祝日も営業)
■休館日 月曜日(祝日を除く)
※本社が芦屋(兵庫県)にあるほか、横浜(神奈川県)、梅田(大阪府)にも支店あり。

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