川崎フロンターレに所属するDF板倉滉(21)に海外移籍の可能性が浮上している。ベルギー『Voetbal Belgie』が伝えた。

川崎F下部組織出身で2015年にトップチーム昇格を果たした板倉。昨シーズンはベガルタ仙台に期限付き移籍し、明治安田生命J1リーグで24試合3得点を記録した。U-21日本代表としては、AFC U-23選手権で決勝進出に貢献するなど、東京五輪でも中心選手として活躍が期待される。

7日に仙台への期限付き移籍期間満了を発表後、一部メディアで海外移籍の意向を示していたことが伝えられていたが、どうやらシント=トロイデン加入が近づいている模様。同メディアは「新たな日本人がやってくる」と報じ、クラブ側がアジア市場のさらなる拡大を考えていることを伝えている。また、板倉と川崎Fの契約が2020年1月31日までとなっており、市場価格は70万ユーロ(約8700万円)になるようだ。

なお、日本のサービス事業大手『DMM』が経営権を保有するシント=トロイデンには現在、DF遠藤航、DF冨安健洋、DF小池裕太、MF関根貴大、MF鎌田大地が在籍。板倉が加入することになれば6人目の日本人選手となる。

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