現在、イラン代表を率いているカルロス・ケイロス監督(65)がアジアカップ2019終了後にコロンビア代表の新指揮官に就任することになったようだ。スペインマルカ』など各国の主要メディアが伝えている。

コロンビア代表では2012年からホセ・ペケルマン監督が長期政権を築いてきたが、昨年8月末にコロンビアサッカー連盟(FCF)は同監督と新たな契約を結ばないことを発表。そして、昨年9月から正指揮官不在の状況が続いていた。

しかし、『マルカ』が伝えるところによれば、FCFはペケルマン監督の後任としてポルトガル指揮官であるケイロス監督の招へいを決断。すでに両者の間で就任に向けた交渉は済んでおり、ケイロス監督がイラン代表指揮官としてアジアカップを終える来月以降にコロンビア代表監督としての職務をスタートする見込みだ。

これまでポルトガルUAE南アフリカイランといった代表チーム、スポルティング・リスボン名古屋グランパスレアル・マドリーといったクラブチームの指揮官を歴任してきたケイロス監督。2011年からはイラン代表で長期政権を築き、2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会と2大会連続でワールドカップ(W杯)本大会出場に導いてきた。

なお、ケイロス監督のコロンビア代表での最初の大舞台は今年6月からブラジルで開催されるコパ・アメリカ2019となる。日本代表も招待チームとして参戦する中、今度はコロンビア代表の指揮官として日本の前に立ちはだかることになる。

サムネイル画像