ガイナーレ鳥取は11日、U-18チームを指揮していた髙木理己監督(40)がトップチームの指揮官に就任することを発表した。

鳥取は、昨年11月末に昨シーズンの明治安田生命J3リーグ最終節を待たずに須藤大輔監督の退任を発表。それまでのリーグ戦で14勝8分け9敗の4位に留まり、J2復帰の可能性が潰えた時点での決定となっていた。

後任となった髙木監督は、2017年からU-23チーム18チームを指揮。Jクラブのトップチーム監督を務めるのはこれが初となる。

髙木監督は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

◆髙木理己監督
ガイナーレ鳥取に関わる全ての皆様、こんにちは。この度、トップチームの監督に就任させていただく事になりました髙木理己と申します」

「私は、2014、2015年の2年間をトップチームのコーチとして、そして昨シーズンまでの2年間をU-18の監督として、ガイナーレ鳥取に携わらせていただきました」

「その延べ4年間という時間の中では、たくさんの出来事がありました。2015年のJ3最終節の悔しさは未だに心に残っています。それ以外にもたくさんの光景が脳裏に焼き付いて離れません」

「ただ、そんな喜怒哀楽が渦巻く様々な状況であっても、選手達は常に前進し続けてくれました。どんな時も、日常に向き合い続けた選手達の姿勢は、私の生きる支えとなっています」

「だからこそ、その選手達の姿勢や、選手達の想いを未来に繋げていく事。そして、その先にある、オールガイナーレの総意である『昇格』を掴み獲る事こそ、私にできる恩返しだと考えております」

「オールガイナーレの皆様と共に、そしてこの鳥取県に関わる全ての皆様と、挑戦、前進し続けていきたいと思います。今シーズンも熱い応援を宜しくお願い致します」

「そして、ガイナーレ鳥取サッカースクールに通う子供達が、そのシャツを周りの友達に自慢したくなるような試合ができるように頑張ります!」