12日、中山競馬場で行われた4R・3歳新馬戦(ダ1800m)で12番人気、原田和真騎乗、ナガレボシトリキシ(牡3・美浦・中野栄治)が快勝した。ハナ差の2着に2番人気のキャメロン(牡3・栗東・今野貞一)、3着にフクサンダーク(牡3・美浦・小西一男)が入った。勝ちタイムは1:58.4(良)。

1番人気で大野拓弥騎乗、ホウオウトゥルース(牡3・美浦・高木登)は、9着敗退。

ナガレボシトリキシが粘りに粘って嬉しい逃げ切り勝ちを決めた。スタートから先手を主張しハナを奪った。3コーナー付近から後続が押し上げて来る苦しい展開になるも、先頭を譲らず終始接戦のまま直線へ。坂上で番手の馬を競り落とし、ゴール寸前強襲してきたキャメロンの追撃も振り切って粘り込んだ。12番人気での激走で、三連単200万超えの立役者となった。

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原田「それにしてもしぶとかった」

1着 ナガレボシトリキシ
原田和真騎手
「金曜日にゲートの確認をして、出のいい馬だなと思ったんです。大きな馬ですし、なるべく前につけたいと思っていました。いいペースに持ち込むことができましたし、仕掛けたところで後ろも一緒に来てくれたのが良かったですね。それにしてもしぶとかった。まだまだ力をつけてきそうですよ」

ナガレボシトリキシ 1戦1勝
(牡3・美浦・中野栄治
父:ヘニーヒューズ
母:ローズボー
母父:Spinning World
馬主:芳賀克也
生産者:天羽牧場