偽名を利用するのは、やましい気持ちがあるときと考える人が多いだろう。しかし後ろめたいことがなくても、なぜか偽名を使う人もいる。
■5人に1人は偽名利用の経験あり
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,664名を対象に、「名前について」の調査を実施。
「偽名を使ったことがある」と答えた人は全体で20.9%と、5人に1人はいることが判明。どのようなシーンで、偽名を使うのだろうか。
■ファミレスの順番待ちで
性年代別で見ると、男女共に若い世代のほうが偽名を使っていることがわかる。
飲食店の順番待ちで、好きな芸能人の名前を書く女性もいるようだ。
「ファミレスの順番待ちで、とくに意味もないのに偽名を使うことはある。好きな芸能人の名字とか使うと、呼ばれたときにたまらなく上がるから」(20代・女性)
■デリヘルの予約は偽名で
風俗を利用する男性は、予約のときに偽名を使う人がほとんどだ。
「デリヘルの予約のとき、素直に本名を使っている人は少ないと思う。そんな店を利用しておいてなんだけど、個人情報を伝えるのは怖い。あっちも源氏名だから、お互いさまだと思うけど」(30代・男性)
しかし中には、本名を使う人もいる。
「最初は偽名にしていたけれど、女の子から名前を呼ばれてもリアリティがないのが嫌で。幸い僕はよくある名前だから、身バレの心配は少ないから」(20代・男性)
■ネット上には偽名がいっぱい
SNSのアカウントを含めれば、偽名を使用している人はもっといるだろう。
「TwitterやInstagramのアカウントだって、本名でやっている人は少ない。それも偽名のうちに入るのなら、もっと多くの人がいるのでは?」(30代・女性)
本名を明かさずに、付き合いを続けている人もいる。
「趣味が一緒で仲良くなったフォロワーさんたちとオフ会をしたことがあるけれど、それぞれが本名を知らないまま盛り上がれた。今でもその人たちとは会うけれど、ネット上の名前だけでつながれるのはおもしろい時代だと思う」(30代・男性)
本名か偽名かよりも、つながりが深いかどうかが大事なのだろう。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代の男女1,664名(有効回答数)
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