名古屋グランパスは13日、サガン鳥栖に所属するDF吉田豊(28)の完全移籍加入を正式発表した。

静岡学園高校出身の吉田は2008年にヴァンフォーレ甲府でプロデビュー。その後、清水エスパルスを経て、2015年から鳥栖に活躍の場を移した。強靭なフィジカルと豊富な運動量が持ち味のサイドバックとして不動の地位を築き、Jリーグ通算成績は225試合60得点。主将に就任した2018シーズンはJ1リーグ24試合1得点を記録した。移籍を受け、両クラブの公式サイトで次のようにコメントしている。

名古屋グランパス
「今回名古屋グランパスへ移籍することになりました吉田豊です。何度も声をかけていただき、ブレることのないクラブのビジョンに感銘し、グランパスの一員になれたことに感謝します。2019年は亥年!猪のように勝利に向かって猪突猛進します! そして一日も早く皆さんに認めていただけるよう、また少しでもチームの力になれるように日々の練習を大事にしていきます。チーム、サポーター、みんなの力でJ1優勝しましょう! また、その次の目標としてACL優勝を目指しましょう! よろしくお願いします!!」

サガン鳥栖
「2015年シーズンから4年間鳥栖で過ごさせていただきましたが、昨シーズンをもって鳥栖を離れることとなりました。昨シーズンはチームとして満足する結果が出せず、サポーターの皆さんには最終節まで苦しい思いをさせてしまって申し訳ありません。サガン鳥栖というチームで素晴らしい環境の中サッカーをさせていただいて非常に感謝しています。そしてたくさんのことを学ばせていだだき、僕自身がすごく成長できた場所だと思っています。このチームを離れることは簡単な決断ではありませんでしたが、また新たな環境でチャレンジしたいと思い、移籍を決断いたしました。サポーターの皆さんにはいつも熱い応援、あたたかい声援で背中を押していただき、大変感謝しています。「よ!し!だ!」コールがとても大好きでした。4年間本当にありがとうございました!」

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