2019年1月14日、韓国駆逐艦による海上自衛隊哨戒機P-1」への火器管制レーダー照射問題について、シンガポールで実務者協議が行われたと、韓国国防省が発表した。詳細は明らかにされていない。

 韓国に詳しい専門家は『火器管制レーダー照射事件については、まぐまぐニュース! が伝えた、小川和久氏の「韓国側の全面降伏と受け止めてよい」との分析がもっとも正確です。実務者協議でどのように反映されるのか注目されます。再発防止に向けて日本側は、客観的な証拠と言える周波数記録提示も準備していますが、韓国側は火器管制レーダーのデータと交換することは、嘘がバレてしまうので躊躇しているのでしょう。本音では前回の実務者協議での非礼を韓国側が猛省し、再発防止策を講じたことを伝えたいのでしょう。面子を保つ事よりも、今後の信頼関係を築くために、どうしなければならないのか韓国国防省が真摯な態度で臨むことを期待します』と解説する。

哨戒機「P-1」出典:海上自衛隊ホームページ