朝の占いや神社でもおみくじなど、日本人は自分がどれほどの運があるのか知るのが好きである。たとえ、それに根拠がなくても…。
■4割以上が「運気がまったく上昇しない」
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,537名を対象に、「運について」の調査を実施。
「自分の運気がまったく上昇しないと感じている」と答えた人は、全体で40.3%もいることが判明。多くの人が『自分には運がない』と思いながら、日々を過ごしているのだ。
■30代女性が唯一半数超え
性年代別では30代女性が、唯一半数を超えている。
女性は数え年で33歳と37歳のときに、本厄が待っている。もしかすると関係しているのかも…。
「人事異動でやってきた上司が、かなり性格に癖のある人だった。対応に疲れてストレスを溜めているところに、私にも異動の話が。
『ようやく逃れられる』と思ったら、そこの上司も同じくらい難のある人で。今はこっそりと転職活動しているけれど、とにかく上司に恵まれるかが不安」(20代・女性)
■じゃんけんで決まる運
運がいいかどうかを見極める一つが、じゃんけんである。そんな運だけが頼りのじゃんけんだが、物事の決定にさえも使われるから不思議なものだ。
「会社で作られた勉強会のグループに、付き合いで参加することになった。言い出しっぺの男性社員が代表にはなりたくないと言うので、じゃんけんでリーダーを決めることに。
そして13人もいる中で完敗し、私がリーダーになってしまいました。意外と忙しいし不満もぶつけられるしで、『じゃんけんに負けたばかりに…』と自分の運のなさに嘆いている」(30代・男性)
■ネガティブ思考は運が悪いというよりも…
自分をネガティブ思考だと思っている人は、6割近くと高い割合になっている。
どんなことでも悪く考えてしまうのが、ネガティブ思考の特徴だ。
「彼氏からLINEがきて一瞬はうれしくは思うけど、それからしばらくすると『彼は連絡しないと私がうるさいから、仕方なくLINEを送ってくれるだけだ』と考えて落ち込む。
いいことさえも悪く考えてしまうなんて、ある意味才能かもしれない。なんの役にも立たないけど」(20代・女性)
一方で運に左右されず、自分で幸せをつかみたいという前向きな人も。
「運気とか怪しい感じがするので、あまり信じないタイプ。おみくじや占いで『悪い』と出て、そのまま信じてしまうなんてもったいない。できるなら、自分から幸運をつかむくらい前向きでいたいと思う」(20代・男性)
とらえかた次第で、運がよくも悪くもなるのだろう。
・合わせて読みたい→努力と運どちらが大切? 高橋みなみのあの名言を信じる若者も…
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)
コメント