2019年1月15日、韓国駆逐艦による海上自衛隊哨戒機P-1」への火器管制レーダー照射事件について、14日、シンガポールで実務者協議が行われたが、日本・防衛省から提案した電波情報交換について、韓国・国防省は拒絶した。火器管制レーダー照射は、行っていないと繰り返し平行線で終了した。

 専門家は『韓国国防省は、難癖をつけて投げやりな対応をしています。韓国の報道官は、海上自衛隊哨戒機P-1」が低空威嚇飛行をした。韓国も低空威嚇飛行ができると息巻いているのです。呆れてしまいます。文在寅大統領府の意向が反映されているのかもしれませんが、異常事態です。韓国は以前から日本を意識して海軍を増強してきた歴史があります。潜水艦はアメリカから購入しようとしましたが、断られドイツから購入しました。アメリカは、日本を敵対視する韓国海軍の装備について慎重でした。火器管制レーダー照射は、偶発的に起きたのではなく作戦だったのかもしれません。韓国は本音では日本を友好国とは見ていません。文在寅大統領政権が存続している間は、日本と韓国の関係改善は難しそうです』と解説する。

哨戒機「P-1」出典:海上自衛隊ホームページ